内容への受け止めは?
編集部
ノルウェーの研究員らが発表した内容への受け止めを教えてください。
五藤先生
今回の研究方法で重要なポイントは「早く体重を減らすこと」自体ではなく、医師や専門家の管理下で食生活を整え、減量後も継続的な支援を受けていた点です。自己流の極端な減量とは別物です。さらに注目すべきは、急速減量グループでは糖尿病や高血圧など生活習慣病のリスク低下に直結するBMIやウエスト・身長比といった「健康上意味のある目標値」に到達した人が多かったこと。ただし学会発表段階の研究であることは本研究の限界(リミテーション)といえます。
いずれにしても極端な自己流の制限は禁物です。まずは食事の見直しと体重記録から無理なく始めましょう。
編集部まとめ
今回の研究から、急速減量は必ずしも悪いダイエット法ではないことが示されました。ただし、なにより重要なのは医師の管理のもとで行うことであり、自己流の無理な食事制限は禁物です。まずは食事内容を見直し、体重を定期的に記録する習慣から始めましょう。
- 肥満症を「社会で向き合う疾患」へ―リリー 新たに公的研究機関と共同研究協定、産官学連携の体制強化
──────────── - 話題の「やせ薬」GLP-1は安全なのか? 副作用・肝臓への影響を専門医が解説
──────────── - 「痩せたい」のにダイエットが続かない…500人の調査で判明した“挫折する3つの原因”と数値を下げる方法【医師監修】
────────────

