「全身性エリテマトーデス」を発症すると「手」にどんな症状が現れるかご存知ですか?

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全身性エリテマトーデスの手の症状についてよくある質問

全身性エリテマトーデスの手の症状についてよくある質問

手の症状は治療で改善しますか?

SLEによる手指の関節痛や腫れは、病気の活動性を抑える治療によって改善することがあります。副腎皮質ステロイドやヒドロキシクロロキン、免疫抑制薬などが使われることがあり、症状や重症度に応じて治療が調整されます。
レイノー現象は、冷えを避ける、手袋を使う、禁煙するなどの生活管理で軽くなる場合があります。症状が強い場合や指先の血流障害がある場合は、血管を広げる薬などが検討されることもあります。
一方で、ジャクー関節症のように手指の変形が進んでいる場合は、痛みが改善しても変形や使いにくさが残ることがあります。早い段階で関節症状を評価し、炎症や変形の進行を防ぐことが大切です。

日常生活で手のために気を付けることはありますか?

手の症状がある場合は、冷えを避けることが大切です。寒い時期は手袋を使い、冷たい水に長時間触れる作業は避けるか、必要に応じて防水手袋を使います。急な温度変化もレイノー現象のきっかけになることがあります。
また、紫外線対策も重要です。手の甲は日光に当たりやすいため、日焼け止めやアームカバーを活用するとよいでしょう。屋外で長時間過ごす場合は、顔だけでなく手や腕の紫外線対策も意識します。
関節痛があるときは、強く握る動作や重いものを持つ作業を無理に続けないようにします。瓶のふたを開ける補助具や、太めのグリップの道具を使うと、手指への負担を減らせます。痛みや腫れが続く場合は、我慢して使い続けず、主治医に相談してください。

編集部まとめ

編集部まとめ

全身性エリテマトーデスは、手指の関節痛やこわばり、皮膚の赤み、レイノー現象などがみられることがあります。関節リウマチと似た症状が出ることもありますが、SLEでは骨破壊が目立ちにくい関節症状やジャクー関節症がみられることがあります。
手の症状だけでSLEを見分けることはできません。発熱や倦怠感、皮疹、口内炎、脱毛、尿検査異常、自己抗体などを含めて総合的に判断する必要があります。
指先の色が戻らない、潰瘍ができる、強い痛みがある、関節の腫れや変形が進むなど手の症状が長引く場合は、早めにリウマチ科や膠原病内科で相談しましょう。

参考文献

『全身性エリテマトーデス(SLE)(指定難病49)』(難病情報センター)

『全身性エリテマトーデス』(日本リウマチ学会)

『SLEによるJaccoud(ジャクー)変形』(福島県立医科大学整形外科学教室)

配信元: Medical DOC

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