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「今の司法はアンフェア」再審法改正に“冤罪”被害者や遺族がうったえ、全面的な証拠開示求め「修正を」

「今の司法はアンフェア」再審法改正に“冤罪”被害者や遺族がうったえ、全面的な証拠開示求め「修正を」

●日野町事件の冤罪遺族「法案は証拠開示が生命線」

この日、冤罪の被害者らは東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見を開いた。

1984年に滋賀県日野町で起きた強盗殺人事件「日野町事件」で、無期懲役刑が確定し、無実をうったえながら服役中に病死した阪原弘(さかはら・ひろむ)さんの長男、弘次さんも参加した。

阪原さんが亡くなった後の裁判のやり直し(死後再審)で捜査機関が隠してきた新たな証拠が開示され、それによって阪原さんの無罪がほぼ確実になったことを紹介した上で、次のようにうったえた。

「すべては捜査側の証拠捏造によって父は有罪にされたわけです。いかに証拠開示が大事であるかを物語っていると思います。

証拠がすべて開示されれば、真犯人の人は真犯人、そうでない人は無罪判決が出るはずです。だとするなら、再審法改正案は証拠の開示こそが生命線です。

冤罪で苦しんでいる多くの方々のために、すべての証拠が開示された中で公平な裁判をおこなっていただきたい。そういう法制化をしてほしい」

●中学生殺人事件で服役後に無罪、前川さん「今の司法はアンフェア」

1986年に福井市で起きた女子中学生殺人事件で、服役後に無罪が確定した前川彰司さんは、「再審が認められることは、ラクダが針の穴を通るより難しい」といわれる例えを持ち出して、次のように語った。

「もっと証拠開示が進めば、大きな針の穴になり、今後ラクダが何十頭も通ることができるようになる。参議院で法案が修正され、全面的な証拠開示になるように、1億2000万人の国民にうったえたい。今の司法はアンフェアです」

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