プチラッシュ開始!
「朝は下げ潮でしたが、上げ潮に変わって食い気が出たのかもしれません。水温なのか酸素濃度の影響なのかは分かりませんが、アジの嫌う潮が下げ潮で被ってしまったんでしょう。それにしても背筋がヒヤッとしました」
船長もひと安心した後は、今までが嘘のようにポツポツと本命が上がる。
今がチャンス!とばかりに皆さん集中して手返ししていく。
1尾単発が多いものの、うまく追い食いが決まるとダブルもあって、一気にバケツの中が賑やかになった。
合間に強い引きを見せて大きなイシモチやクロダイも登場。
これにはレンタル組の皆さんもビックリ、クロダイが上がる度に歓声が上がる。
このプチラッシュでやっと写真が撮れたので、私も釣りスタート。
個人的には小アジの南蛮漬けが大好物なので気合が入る。
着底して1m巻き上げ、そこから3回に分けてコマセをまき底から2.5mの位置でアタリを待つ。
すぐにはアタリは出なかったが、2回ほど同じサイクルを繰り返したタイミングで無事1尾目を取り込んだ。
さぁ連釣!といきたいところだが次のアタリが果てしなく遠い……。
バタバタ写真を撮っている間にラッシュは収まりかけていて、先ほどの1尾がギリギリ滑り込みセーフだった感じ。
少し上のタナを探ってみたり、コマセのまき方を変えてみたり、海水を足してコマセを少し緩めにし、タナでジッと待ってみたり。
さらにハリス号数を落としたり、ハリの色を変えたり、チモトのビーズを外したり色を変えてみたり……。
最終的にライン引き(道糸をつまんでの手釣り風)まで試してみたが、アジはテコでも口を使ってくれなかった。
「いやぁ厳しかったですね。小さい反応が魚探に映った瞬間にだれか一人に掛かるか掛からないかという状況ですから」とは船長の後談。
むなしくもそのまま試合終了。
なんとトップで15尾に届かない難しい日になってしまった……。
たかがアジされどアジを久びさに痛感する一日になるとは。
取材でよくある「谷間の日」に遭遇してしまったけれど、最盛期はこれからだ。
「これからどんどん暑くなって、海の中も夏になってしまえば安定して手軽に釣れると思います!」と鈴木船長も話していた。
さてリベンジはいつにしようか。
船宿INFORMATION
東京湾奥横浜
広島屋
045・622・8615
▼備考=予約乗合、7時出船。
シロギス、夜カサゴ五目(土曜のみ)へも出船

