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「私は反抗したいんじゃない! でも」涙を流す娘。叱り続けた40代母がハッとした瞬間

「私は反抗したいんじゃない! でも」涙を流す娘。叱り続けた40代母がハッとした瞬間

娘から返ってきた意外な言葉

ある日、進路について話し合っていた時のことでした。N奈は「あなたのためを思って言ってるの。親の言うことを聞いていれば間違いないのよ」とT子に向かって言いました。

するとT子は少し黙った後、「お母さんは私の話を聞いてくれたことある?」と口を開いたのです。その一言に、N奈は思わず言葉を失いました。

さらに「私は反抗したいんじゃないの。自分の考えを聞いてほしいだけ!」「お母さんはいつも正しいことを教えようとするけど、私が何を考えてるかは聞いてくれないよね」と目に涙を浮かべて訴えたのです。

その姿を見た瞬間、N奈はハッとしました。自分が親からされてきたことを、そのまま娘にも繰り返していたのだと気づいたのでした。

正解のない子育てに親も学び続ける

それ以来、N奈はまず娘の話を最後まで聞くことを意識するようになりました。もちろん親として伝えるべきことはあります。しかし、頭ごなしに否定するのではなく「どうしてそう思ったの?」と尋ねるようにしました。すると不思議なことに、T子も以前より素直に相談してくれるように。

先日も学校での悩みを打ち明けてくれた際に「お母さん、前より話しやすくなったね」と一言。T子の顔には笑顔が増え、N奈は少し照れながらも嬉しくなりました。

親だからといって、常に正しいわけではないのです。

子どもを育てているつもりが、実は親のほうが成長させてもらっていることもあります。思春期の我が子との衝突は、親にとっても大切な学びがあると感じさせてくれるエピソードでした。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Miwa.S
事務員としてのキャリアを積みながら、ライター活動をスタート。持ち前の聞き上手を活かし、職場の同僚や友人などから、嫁姑・ママ友トラブルなどのリアルなエピソードを多数収集し、その声を中心にコラムを執筆。 新たなスキルを身につけ、読者に共感と気づきを届けたいという思いで、日々精力的に情報を発信している。栄養士の資格を活かして、食に関する記事を執筆することも。

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