立て替えを防ぐ“作戦”とは
さらに翌月の参観日。またランチをしようという流れになったとき、Aちゃんママもそこにいました。
幼稚園からお店に移動してランチメニューを見ていたときのことです。
注文前にBくんママが「そうだ、今日は先にお金集めておこう」「みんな、注文した分のお金集めていいですか~」とみんなに呼び掛けてくれました。
メニューを見ていたAちゃんママの顔色が変わり「あ、うん」とつぶやきながら財布を取り出したのです。
それを見たBくんママは「そういえばAちゃんママ、こないだ立て替えといたランチ代って今あるかな?」「あと、その前にも立て替えてもらってたんだって? 今返せるかな?」と追撃。
Aちゃんママは「あ、うん、ある……かな」とぼそぼそ言いながら、私とBくんママが立て替えていたランチ代を払ってくれたのです。
大きなトラブルにならず一安心
この“先払い方式”はその後も続きました。
すると、いつの間にかAちゃんママはランチ会に来なくなったのです。ランチ代を立て替えた2回は、財布を忘れたふりをしていたのか、それとも本当に財布を忘れていただけだったのか、今となってはわかりません。
それでも、怒ったりみんなの前で詰め寄ったりせず、淡々と回収する流れに持って行ったことで、大きなトラブルにならずに済みました。
【体験者:30代・女性パート、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:清水マキ
育児を機にキャリアを転換し、独学からライター講座の添削講師まで登り詰めた実力派。PTAやスポ少での積極的な交流から、ママたちの「ここだけの話」を日々リサーチ。金融記事も手がける確かな知性と、育児に奮闘する親としての等身大な目線を掛け合わせ、大人女性のライフスタイルから切実な悩みまでを鋭く、温かく描き出す。

