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松山市考古館で1000年前の「大連古代蓮」を愛でる(愛媛/松山市・おでかけレポ)

2種類の「カタク」とは?美しい蓮の花を間近で観察!

蓮の花の見どころは、愛らしいピンク色の花びらと、中心にある独特な形の「花托(かたく)」と呼ばれる部分です。

花托をよく見ると、穴が開いているように丸い突起が並んでいます。
これが蓮の雌しべにあたります。
そして、その外側をふわりと囲むように伸びている、ふさふさした部分が雄しべです。

2~3日間という短い寿命の間に、虫たちによって受粉すると、黄色い雌しべは茶色く変化します。
やがて花が散って雄しべも枯れると、花托は蜂の巣のような形の果托(かたく)に変化し、種をつくります。

水槽の中には、すでに花びらを散らした果托がいくつもあり、1000年前の古代蓮の命がさらに未来へ受け継がれていくのだなと思いました。

中心の丸い突起が雌しべ、その周りのふさふさした部分が雄しべ。

周辺には蜂やトンボ、蝶などが飛んでいました。

考古館ロビーのミニ展示「古代の蓮展」は見学自由。

蓮は仏教のシンボル。来住廃寺跡の出土品の丸瓦にも文様が。

古代蓮を見た後は、ローカルで充実した松山市考古館も楽しもう

古代蓮を見たあとは、考古館を見学するのが私のいつもの流れです。

常設展には松山周辺の遺跡から出土した品々が並んでいて、なじみのある地名も多く、「あの辺りにも遺跡があったんだな」と身近に感じられて、いつもワクワクします。
展示は、石包丁などの農具や土器、古墳時代(3世紀後半~6世紀ごろ)の古照遺跡の堰を復元した大型模型など盛りだくさん。

なかでも私は、顔が彫られた分銅型土製品が面白くて、つい見入ってしまいます。
土器に実際に触れられるコーナーや、土器パズルなど、随所に大人も子どもも楽しめる工夫があります。

開催中の特別展「四国のモノづくり―弥生時代の道具―」では、愛媛だけでなく四国各地の発掘成果が紹介されていました。
小さな勾玉が作られる手順や、甕の模様の解説など、コンパクトな空間ながら古代の道具や技がとても分かりやすく展示されていました。

古照遺跡から発掘された堰が再現されています。大きい!

にっこり笑った顔が彫られた、弥生時代の分銅型土製品。

1800年前の弥生時代に作られた、本物の土器に触れるコーナーも。

7月5日まで開催している特別展では、勾玉ができるまでの展示が。

珍品!?狸の足跡がついた、飛鳥時代の須恵器。

配信元: イマナニ

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