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褥瘡予防のためのポジショニングとは?体圧分散の方法や体位変換のポイントを解説

褥瘡予防のためのポジショニングとは?体圧分散の方法や体位変換のポイントを解説

褥瘡予防のためのポジショニングで知っておきたい注意点

褥瘡予防のためのポジショニングで知っておきたい注意点

ポジショニングはどのくらいの間隔で見直すべきですか?

ポジショニングの見直し間隔は、本人の状態や使用している寝具、褥瘡のリスクによって異なります。以前は2時間ごとの体位変換が目安とされることが多い傾向にありましたが、現在は体圧分散マットレスの使用状況や皮膚の状態、本人の動ける範囲などをふまえて判断することが大切です。

同じ姿勢が長く続くと、仙骨部やかかとなどに圧力がかかり、血流が悪くなる場合があります。そのため、時間だけで一律に決めるのではなく、皮膚の赤み、痛み、姿勢の崩れ、身体のずれ、クッションの位置などをこまめに確認しましょう。

ずれや摩擦を防ぐコツはありますか?

ずれや摩擦を防ぐには、身体を無理に引きずらないことが大切です。体位変換や身体を移動するときに、皮膚と寝具の間で摩擦が起こると、皮膚に負担がかかり、褥瘡のリスクにつながることがあります。

体位変換を行う際は、2人で介助し、身体を持ち上げるようにして位置を調整します。1人で行う場合は、一度に大きく動かそうとせず、肩、腰、足などを少しずつ動かすと負担を抑えやすくなります。スライディングシートやポジショニンググローブなどを活用するのもひとつの方法です。

また、姿勢を整えた後は、背中やお尻、かかとなどに圧迫やずれが残っていないか確認します。寝衣やシーツのしわも皮膚への刺激になるため、体位変換後に整えておくことが大切です。必要に応じて背抜きや足抜きを行い、身体と寝具の間に生じた圧やずれを逃がしましょう。

褥瘡がある場合の相談先を教えてください

褥瘡がある場合は、まず主治医に相談しましょう。すでに通院中の病気がある方や在宅療養中の方は、全身状態や栄養状態も含めて確認してもらう必要があります。

皮膚の赤みが続く、水ぶくれがある、皮膚がめくれている、傷やただれが見られる場合は、皮膚科や形成外科で処置を受けることもあります。褥瘡は皮膚だけでなく、栄養状態や身体の動かしにくさ、介護環境なども関係するため、内科やリハビリテーション科などと連携して対応する場合もあります。

在宅介護の場合は、訪問看護師やケアマネジャー、福祉用具専門相談員への相談も大切です。体圧分散マットレスの使用やポジショニングの方法など、生活環境に合わせた対策を検討しやすくなります。

編集部まとめ

編集部まとめ

ここまで褥瘡予防のためのポジショニングについてお伝えしてきました。褥瘡予防のためのポジショニングについての要点をまとめると以下のとおりです。

褥瘡予防のためのポジショニングとは、身体の一部に圧力が集中しないよう姿勢を整え、身体への負担を少なくするためのケアのこと

仰向けで寝るときの褥瘡予防のポイントは、仙骨部やかかとなどに圧力がかかりやすいため、クッションや体圧分散寝具を活用して負担を分散することが大切

褥瘡がある場合は、主治医や皮膚科、形成外科に相談する。在宅介護の場合は、訪問看護師やケアマネジャーにも状況を共有する

褥瘡予防は、姿勢の整え方だけでなく、皮膚の状態や生活環境に合わせた対策も重要です。不安がある場合は、医療職や介護職と相談しながら進めましょう。

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

参考文献

「在宅生活ハンドブック No.4」自宅での褥瘡予防と発症時の対処法|国立障害者リハビリテーションセンター

褥瘡を防ぐための姿勢~シーティング・ポジショニングを活用して(概論)~|独立行政法人 地域医療機能推進機構 宮崎江南病院

配信元: Medical DOC

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