「二重整形を受けてみたいけれど、方法がいろいろあってよく分からない」「自分にはどの方法が向いているの?」と悩む人は少なくありません。実際、二重整形には埋没法や切開法など複数の方法があり、それぞれ特徴やダウンタイムも異なります。今回は、二重整形の基本や埋没法の種類、「1点固定」「2点固定」の違いについて、UBCLINIC錦糸町院長の荒井先生に聞きました。
※2026年6月取材。

監修医師:
荒井 香織(UBCLINIC錦糸町)
2016年に秋田大学医学部を卒業。その後、新東京病院にて循環器疾患の診療、麻酔業務、形成外科および外科診療に従事。2018年に湘南美容クリニックに勤務し、2021年に湘南美容クリニック長野院院長に就任。2022年にWOMクリニック銀座副院長、2023年にAiZクリニック副院長を経て、2024年12月1日にUBCLINIC錦糸町を開院し、院長に就任した。
二重整形とは?
編集部
二重整形とは、どのような施術なのでしょうか?
荒井先生
二重ラインを形成し、目元の印象を変える美容医療の施術です。一重の人だけでなく、「左右差を整えたい」「今より少しだけ印象を変えたい」といった希望で受ける人もいます。希望するデザインやまぶたの状態によって、選択される施術方法は異なります。
編集部
二重整形には、どのような種類があるのでしょうか?
荒井先生
大きく分けると、「埋没法」と「切開法」があります。ダウンタイムを抑えやすい方法を希望するのか、長期的な安定感を重視するのかなどによって、選択肢も変わってきます。まずは、それぞれの特徴を理解した上で検討することが大切です。
編集部
埋没法と切開法は、どのように選び分けるのでしょうか?
荒井先生
「なるべくダウンタイムを短くしたい」「まずは二重整形を試してみたい」という人には埋没法が選択肢になることが多く、「まぶたの厚みがある」「しっかりしたラインを希望する」といった場合には、切開法が検討されることもあります。どちらにもメリット・デメリットがあるため、自分の希望に合った方法を選ぶことが重要です。
編集部
ダウンタイムとは何ですか?
荒井先生
術後、状態が落ち着くまでの期間のことです。二重整形の場合、術式による差や個人差はありますが、腫れやむくみ、内出血などが数日〜2週間程度見られることがあります。特に術後数日は腫れが出やすいため、大事な予定の前は時期を調整する人も多いですね。また、完全にラインが落ち着くまでには、さらに時間がかかる場合もあります。
埋没法と糸の留め方
編集部
「埋没法」とはどのような方法なのか、詳しく教えてください。
荒井先生
医療用の糸を使って二重ラインを形成する方法です。まぶたを大きく切開しないため、ダウンタイムを抑えやすく、「まずは試してみたい」という人にも選ばれています。ただし、まぶたの厚みや皮膚の状態によって向き・不向きがあります。
編集部
糸の留め方にも種類があると聞きました。
荒井先生
はい。まぶたの表側で糸を留める「表留め」と、まぶたの裏側で留める「裏留め」があり、腫れの出方や糸玉(糸の結び目)の目立ちにくさなどが異なります。また、医療機関によって名称や細かな方法も異なります。
編集部
表留め・裏留めのほかにも、糸の留め方には種類があるのでしょうか?
荒井先生
はい。具体的には、糸を点で固定する「点留め」と糸を連続して通す「連続法」、まぶたの硬い組織である瞼板(けんばん)に固定する「瞼板法」と目を開ける筋肉側に固定する「挙筋法(きょきんほう)」などがあります。
編集部
点で留める方法では、留める点数によって違いが出るのでしょうか?
荒井先生
固定する点数が増えると、ラインの安定感やデザイン性に違いが出る場合がありますが、必ずしも点数が多ければよいというわけではありません。埋没法では、糸を留める箇所の数によって「1点固定」「2点固定」「3点固定」などと呼び方が変わります。
編集部
では、「切開法」とは、どのような施術なのでしょうか?
荒井先生
まぶたを切開し、余分な皮膚や脂肪を調整しながら二重ラインを形成する方法です。まぶたの厚みが強い人や、埋没法を繰り返している人、長期的にしっかりしたラインを希望する人などに選ばれています。

