漆芸のかがやき ―日本・琉球・韓国―
金・銀に加えて貝殻の輝きを生かした漆の作品も展示されます。漆は東洋独自の技法として発展し、つややかな光沢のある漆地に金属や貝殻など異素材を組み合わせた多彩な美術品が生み出されてきました。螺鈿・蒔絵などの技法を凝らした、きらびやかな漆芸の世界をお楽しみください。
「吉野山蒔絵分銅形硯箱」江戸時代 岡田美術館蔵
金地に満開の桜が映える春爛漫の吉野山。桜は銀蒔絵、山や岩肌は切金(小さく切った金の薄板を貼る技法)を使うなど、技巧を凝らした逸品です。
「黒漆葡萄栗鼠図螺鈿箔絵小箱」琉球王朝時代 岡田美術館蔵
全体を黒漆で塗り、地に細かく砕いた貝片を蒔いた小箱。リスとブドウは金箔と螺鈿で表し、線彫りで毛並みや葉脈を加えています。光の角度によって虹色に輝く美しい一品です。
アートをもっと深く楽しむ!関連イベント
展覧会をさらに深く楽しめる関連イベントも充実しています。
・学芸員ギャラリートーク|特別展「金銀雲母きら」(7月3日〜11月27日 毎週金曜11:00〜)
・スライドトーク|「金銀の美と中国のやきもの ―唐時代の金銀器から陶磁へ―」(9月19日)
・関連講座|「雲母の美/池大雅の金の使用」(10月10日)
※イベントは参加費無料(要入館料)/申込不要
