トマトの栄養素を効率的に摂取する方法

油と一緒に食べる
トマトに含まれるβカロテンやリコピンなどのカロテノイドは脂溶性の成分で、油と一緒に摂ることで体内への吸収が高まりやすくなります。サラダにオリーブオイル入りのドレッシングをかけたり、炒め物やスープ、煮込み料理にしたりするのがおすすめです。赤色・黄色に関わらず、トマトに含まれる脂溶性成分を効率よく摂りたい場合は、油を使った調理やドレッシングを組み合わせるとよいでしょう。
生のまま食べる
ビタミンCは水溶性の栄養素のため、加熱せずサラダとして生のまま食べたり、ジュースにして取り入れたりすることで、栄養を損なわずに摂取できます。黄色いトマトは通常の赤トマトに比べて酸味が控えめで甘みが強い傾向があるため、生のままでもデザート感覚で美味しく食べやすいのが魅力です。
加熱して摂取する
トマトに含まれるリコピンやβカロテンなどのカロテノイドは、加熱によって細胞壁が壊れることで、体内に吸収されやすくなるとされています。特にリコピンは、加熱調理や油との組み合わせによって効率よく摂取しやすくなります。
トマトの保存方法や期間

赤いトマトと黄色トマトの保存方法において、「基本的な保存のやり方」に大きな違いはありません。長持ちのコツは乾燥と低温に気を付けることです。まだ熟していない(青みが残っている)ときの扱いにだけ、少し注意したい違いがあります。トマトの保存方法を決める一番のポイントは、色ではなく「完熟しているかどうか(熟度)」です。トマトは色に関わらず、状態に合わせて以下のように保存するのがベストです。
赤いトマトの保存方法と期間
完熟した赤いトマトは冷蔵保存(野菜室:10℃〜13℃)が適しており、保存期間の目安は1〜2週間です。パックや袋から出し、ヘタを下にしてキッチンペーパーで包み、重ならないようにジッパー付き保存袋やタッパーに入れて野菜室で保存しましょう。
黄色いトマトの保存方法や期間
黄色いトマトも、基本的な保存のやり方は赤いトマトと同じです。ただし、黄色いトマトは「酸味が控えめで果肉がゼリー状になりにくい」という特徴があるため、冷やしすぎると特有のマイルドな甘みや風味が損なわれやすい傾向があります。低温(5℃以下)での保存は低温障害が起きやすく風味が損なわれるため、温度管理が重要です。冷蔵保存(野菜室:10℃〜13℃)で保存期間の目安は1〜2週間です。黄色いトマトは熟度の見分け(青みが抜けて鮮やかな黄色やオレンジになっているか)が赤いトマトよりも少し分かりにくいため、完全に色づいたものから野菜室に入れるのがポイントです。
「黄色のトマト」についてよくある質問

ここまでトマトについて紹介しました。ここでは「黄色のトマト」についてよくある質問に、メディカルドック監修管理栄養士がお答えします。
赤いトマトと黄色いトマトの違いはなんでしょうか?
久家 知子(管理栄養士)
見た目の色や形の違いによる華やかさのほか、栄養成分と味のバランスにも違いがあります。
やはり、見た目の色や形の違いによる華やかさです。しかしそれだけでなく、栄養成分と味のバランスに違いがあります。
赤いトマトと黄色いトマトどちらが栄養豊富ですか?
久家 知子(管理栄養士)
どちらかが圧倒的に栄養豊富というわけではなく、それぞれ多く含まれる栄養素が異なります。どの栄養素を重視するかによって使い分けるのがおすすめです。
赤いトマトと黄色トマトでは、「どちらかが圧倒的に栄養が豊富に含まれている」のではなく、それぞれ多く含まれる栄養素が違います。どの栄養素を重視するかによって、どちらのトマトが「栄養が豊富」になってくるかが変わってきます。
編集部まとめ
丸くて赤く甘酸っぱいトマト。旬は夏ですが町のスーパーや商店で一年中購入することができる身近な野菜の1つです。カラフルな見た目や味も分類によって楽しめ、サラダをはじめ加熱料理のほかジュースや調味料と幅広く使われています。日々の健やかで若々しい毎日のサポートとして、料理の彩りに合わせて、どちらの色も上手に食卓に取り入れてみてください。
「トマト」と関連する病気
「トマト」と関連する病気は4個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
循環器系の病気
心血管疾患
高血圧婦人科の病気
冷え性骨粗鬆症「トマト」と関連する症状
「トマト」と関連している、似ている症状は3個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
関連する症状
血流改善
腹痛下痢
参考文献
トマトまるごと まるわかり!|農林水産省
おいしさをもっと長持ちさせる夏野菜&果物の保存術: 農林水産省
食品成分データベース|文部科学省
栄養・食生活|厚生労働省
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