崩れてしまった信頼
嫌な予感がして、私は思わず彼をたたき起こしました。
「明日は仕事じゃなかったの?」
彼はスマホを見るなり顔色を変え、「本当にごめん」と謝るばかりでした。混乱した私は、そのままA子にも連絡しました。
すると返ってきたのは、「誕生日サプライズの打ち合わせだよ!」という返事でした。でも、どうして私との約束を後回しにしてまで、2人きりで会う必要があるのでしょうか。
しかも、通知には待ち合わせを楽しみにしているような雰囲気が感じられ、私はどうしてもその説明を信じることができませんでした。
結局、私は彼ともA子とも距離を置き、そのまま縁を切りました。4年以上付き合った彼と、親友を同時に失うことになり、とてもつらい決断でした。
あれから長い年月がたちました。今では結婚し、誕生日には娘が「おめでとう」と笑顔で祝ってくれます。誕生日が近づくと、あの出来事を思い出すこともあります。しかし同時に、「信頼できる人と過ごす時間こそが一番のプレゼントなのだ」と実感するようになりました。
著者:御法川元子/30代女性・2015年生まれの女の子の母。子どもが生後4カ月のころから企業の広報担当として働いているワーキングマザー。パニック障害を患いながらも明るい性格で元気に毎日過ごしている。波瀾万丈な人生だが、明るく楽しくをモットーに! 趣味は音楽鑑賞・カラオケ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
※AI生成画像を使用しています
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