シイラを探して潮目を流す 沈んでいたらフォールが効く
重苦しい空から、強い雨が落ちてきた。
体感温度がグングン下がり、ガタガタ震えている人もいる。
土砂降りに遭っても、船は熱いままだった。
潮目を丹念に探り、チャンスとあらば全員がルアーを投げる。
シイラがいれば、ほとんどの場合はだれかしらが竿を曲げる。
「雨の影響もあったのか、トモキが朝イチに常連さんから仕入れた情報どおり、シイラはちょっと沈み気味だった。おれが使ってたジャッカル・フォールトリックだとフォールスピードがちょっと遅くて、シイラに見切られてたんだよね。プレッシャーの高い相模湾のシイラはスレっからしが多い。ルアーへの反応はいいけど、すぐに見切る面がある。今日はトモキが4尾釣ってたけど、彼が使ってたのはフォールスピードが速いジャークベイトだった。お客さんでもヒット率が高かった人はジャークベイトがほとんどだったかな。元気いっぱいでノリがよく、どんなルアーでも食ってくるイメージが強いシイラだけど、意外とセレクティブなんだよ。そこがまた、シイラゲームの面白さかな」
風雨はさらに強まってきた。
それでも、ルアーを投げ続ける。
陽気で明るくパワフルなシイラが、土砂降りの中でも釣り人を熱くする。
心の中には真っ青な空と海が広がっている。

晴れの日は表層に浮いていることが多いがこの日は雨でシイラは沈んでいた
沈んでいるシイラの釣り方
ジャークで誘ってフォールで食わせる
シイラが沈んでいたら進行方向へシンキングペンシルやジャークベイトをキャスト。
着水したらジャークで誘い、追ってきたら目の前にフォールさせる。

ジャークベイトをフォールさせるパターンでよく釣れた

