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マッサージ器の「目への使用」が招く“失明”の危機! 眼科医が警告する「やってはいけない使い方」

マッサージ器の「目への使用」が招く“失明”の危機! 眼科医が警告する「やってはいけない使い方」

内容への受け止めは?

編集部

イギリスの眼科医が発表した内容への受け止めを教えてください。

柳先生

まず、本症例は単一の症例報告であり、マッサージガンを使うすべての人に同様の事態が起こるわけではありません。肩や脚など、筋肉のケアに正しく使う限り、有用な道具です。

一方で、目や顔周りへの使用は避けるべきです。マッサージガンによる眼障害の報告自体はまれですが、使用部位の誤りが起こり得る危険性を示す重要な事例だと受け止めています。
閉じた目に当てても、高頻度の振動は眼窩(がんか:眼球やそれを支える筋肉、視神経などが収まっている頭蓋骨のくぼみ)内に伝わり、水晶体や網膜などを傷つける報告が国内外に複数あります。外傷性白内障、緑内障、網膜剥離など、重篤な眼障害の事例も報告されていますが、今回のように両眼の網膜裂孔と網膜振盪を同時にきたした例は、文献上でも初めての報告とされています。

また本症例の患者さんは、取扱説明書に目への使用禁止の記載があることに気づいていなかったとも報告されています。購入時・使用前には必ず注意書きを確認し、首より上、特に目の周囲には使わないようにしてください。眼科で「原因不明の飛蚊症や光視症」と診断される場合も、生活習慣としてマッサージガンを目に当てていないか、医師への申告が重要です。

編集部まとめ

マッサージガンは正しく使えば有用なケアグッズですが、目や顔への直接使用は厳禁です。購入時には必ず使用上の注意を確認し、目の違和感や光が走る・黒い点が見えるなどの症状が表れたら、放置せず早めに眼科を受診するようにしましょう。
本記事で紹介した眼障害は、マッサージガンの誤使用に関連して報告されたまれな事例です。日常的な正しい使用が、すべての人の眼トラブルを直接引き起こすわけではありません。ただし不安がある場合は、症状の有無にかかわらず眼科で相談してください。

参考文献

O’Connell N, Khan A. Bilateral retinal tears and dialysis: a rare complication of percussive massage gun use. BMJ Case Rep. 2026.

配信元: Medical DOC

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