筆者は年齢を重ねるのは決して悪いことばかりではないと思っていますが、見た目に関する指摘を受けたとき、意外と深く刺ささってしまって──。
不意打ちのひと言
「なんだか最近老けたんじゃない?」
久しぶりに会った友人から、開口一番そう言われました。
昔から無邪気な子で、悪気がないのは分かっていますが、だからこそ余計にショックでした。
それ以来、鏡を見るたびに、目尻のシワやほうれい線ばかりが目に入るようになりました。
今まで気にならなかった部分まで急に目立って見えて、スキンケアの時間さえ憂鬱になってしまったのです。
アルバムの中の自分
そんなある日、実家で古いアルバムを開きました。
そこに写っていたのは、20代の頃の私。
肌にはシワもくすみもなく、今よりずっと若々しい顔です。
最初は「この頃に戻りたいなぁ」なんて溜息をついていましたが、写真を見ているうちに、当時の気持ちまで思い出しました。
記憶の中の私は、常に誰かの顔色を窺い、失敗や不安に怯えながら、鏡の前で憂鬱そうな顔をしていました。
自分に自信がなく、「もっと可愛くなりたい」「あの子より好かれたい」と必死で、自分に厳しくしてばかりいた気がします。

