今の顔に刻まれたもの
一方で、今の私はどうだろう? と、ふと考えました。
確かにシワは増えました。
でもそれは、友人と肩を叩き合いながら大笑いした時間や、泣きながら乗り越えた出来事、仕事をやり遂げた達成感や、大切な人との思い出と一緒に刻まれてきたものでもあります。
今の顔には、若い頃にはなかった経験や思い出がちゃんと残っているのだと、ふと気づいた瞬間でした。
自分が選ぶ「私らしさ」
後日、その友人にまた「やっぱり老けたよね」と言われました。
しかし、以前とは違い、今度は傷つきませんでした。
「確かにそうかも。でも、たくさん笑って生きてきた証だし、今のほうが昔より楽しく過ごせてる気はするかな」
と返すと、友人は少し驚いた顔をして、それ以上は何も言いませんでした。
変化をどう捉えるかの決定権は私自身にあります。
シワの数よりも、笑って過ごせる時間のほうが大事なのかもしれません。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年5月】
※本記事内の画像はイメージです。実在の人物・製品・ブランドとは関係ありません。
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

