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「糖質制限」はダイエットとして正しいのか? 向いている人・向かない人も医師が解説

「糖質制限」はダイエットとして正しいのか? 向いている人・向かない人も医師が解説

糖質制限を行うときのポイントとコツ

糖質制限を行うときのポイントとコツ

編集部

糖質制限を行う際のポイントは何でしょうか?

中島先生

糖質制限を成功させるポイントは継続です。まずは極端に制限するのではなく、普段摂っている糖質の量を「減らす」意識づけが大切になります。肥満治療を行っている外来では、患者さんが無理なくできる範囲で糖質を減らす方法を一緒に考えていきます。

編集部

具体的に教えてください。

中島先生

たとえば、昼食後と夕食後に煎餅を食べる習慣がある患者さんがいる場合には、「昼と夜のどちらかだけ煎餅を食べるのをやめるとしたら、どちらができそうですか?」と尋ねるなど、患者さん自身の意思で無理なくできるラインを一緒に探します。

編集部

ほかに、糖質制限を行うときに気を付ける点はありますか?

中島先生

見逃しがちなのが、アルコールに含まれる糖質です。特にビールや日本酒に含まれる糖質は多いため、知らず知らずのうちに大量に糖質を摂っている人も少なくありません。たとえば、毎晩お酒を飲む習慣がある人であれば、毎日飲む量を少し減らせそうか、あるいは週に数回お酒を控える日を作れそうかなどを相談しながら、お酒の量を控えていきます。

編集部

糖質というとご飯やパン、お菓子類などに目が行きがちですが、実際はアルコールにも気を配る必要がありますね。

中島先生

はい。そのほかにも健康のためと思って飲んでいる野菜ジュースに、糖質がたくさん含まれている場合もあります。糖質制限を始めるには、普段どのような食生活をしているのか棚卸しをしたあと、現実的にどれくらい糖質を減らせるかを考えるのが大事です。患者さんが自力で取り組むのは難しい場合も多いため、医師や管理栄養士の指導のもと、無理のないやり方で継続するのをおすすめします。

編集部

最後に、メディカルドック読者へのメッセージをお願いします。

中島先生

食事を見直すときは、最初から完璧を目指す必要はありません。まずはおやつや甘い飲み物、夜食、アルコールなど、余分になりやすいものを少しずつ減らす工夫から始めましょう。大切なのは、急激に制限しすぎない点です。無理な食事制限は長続きせず、かえって反動につながるおそれもあります。自分が無理なく削れるところから整えていくのが、結果的に続けやすい方法です。もし一人では難しいと感じる場合は、医師など専門家の力を借りるのも有効な選択肢です。ダイエットで悩んでいる場合は、専門家に相談してみてください。

編集部まとめ

食事改善は「頑張りすぎない姿勢」が継続のコツです。まずは無理なく減らせるものから見直し、少しずつ習慣を整えていく意識が大切です。無理なく続けられる工夫が、結果的に大きな変化につながるでしょう。

配信元: Medical DOC

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