元祖・マナー論争の女王? 辻希美が残した平成の「白ドレス被り」の系譜
実はこうした「結婚式でのドレスの色味論争」において、ネット上で古くから絶対的なレジェンドとしてたびたび名前が挙がるのが、タレントの辻希美さん(39)です。かつて自身のブログやSNSが更新されるたびにマナー警察の集中砲火を浴びていた辻ちゃんですが、なかでも有名なのが2009年に行われた藤本美貴さんの結婚披露宴への参列でした。
当時、辻ちゃんが着用したのはフリルがあしらわれた「白に近いベージュ」のミニドレス。これが「花嫁の白を侵している」として当時のネット掲示板は大炎上を記録することとなりました。
さらに、2015年に開催された後藤真希さんの結婚披露宴の一幕でも、辻ちゃんが着用した衣装が「白っぽいドレス」だとしてネット上で炎上する騒動がありました。集合写真のフラッシュや照明の加減によって画面上で白っぽく見えてしまったことで、「また白を着ているのではないか」とマナー論争が再燃。この「写真の写り方で白に見えてたたかれる」という現象は、まさに前述の大谷映美里さんのケースと同様であり、いつの時代もネット民の目が「参列者の白」に対して極めて敏感である証拠と言えるでしょう。
青山祐子…弔問の席でのシースルー素材、悪条件が重なった瞬間の賛否
また、お祝いの席だけでなく、厳粛なお別れの場である「お通夜・弔問」の席でのファッションによって、意図せず批判を浴びてしまったのが、元NHKアナウンサーで現在はフリーとして活躍している青山祐子さん(53)です。
昨年(2025年)6月、球界の重鎮の訃報(ふほう)を受けて弔問に訪れた青山さんの姿がメディアで報じられた際、その服装がネット上で大きな話題となりました。青山さんは黒いワンピース姿で参列していたものの、その衣装は両肩から腕にかけてシースルー素材が使用されているデザインだったのです。
厳粛な弔問の場としては華やかに見えたことから、SNS上では「マナー違反では?」という批判的な意見が噴出。その一方で、「突然の訃報だったため、正式な喪服を用意する時間がなく、手持ちの黒色のドレスを急遽着用して駆けつけたのではないか。故人をしのぶ気持ちこそが一番大切だ」と、擁護する声も多く見られました。
気にすることが多く難しいのが冠婚葬祭のマナー。特に注目度の高い芸能人は、すぐにSNSのマナー警察が出動しがち。流行を取り入れたいという気持ちと、その場の主役や厳かな雰囲力を最優先にするドレスコードの意識。その絶妙なバランスを丁寧に見極めることが、現代のデジタル社会における大人のたしなみとして、特に大切かもしれませんね。
(LASISA編集部)

