「男性ホルモンが多いと顔」にどのような特徴が現れるかご存知ですか?医師が徹底解説!

「男性ホルモンが多いと顔」にどのような特徴が現れるかご存知ですか?医師が徹底解説!

男性ホルモンが多いと顔にどのような特徴が現れる?

男性ホルモンが多いと顔にどのような特徴が現れる?

男性ホルモンが多くなると、次のような特徴が現れ、顔の印象が変わる可能性があります。

顔が脂っぽい、毛穴が目立つ、にきびが増える(皮脂の増加)

皮膚の状態は顔の印象に影響します。
男性ホルモンが多いと、皮脂腺が活性化する、皮脂が増える、毛包内が詰まりやすくなる、Cutibacterium acnesが増えやすい環境になる、炎症が起きてにきびになる、という流れで、顔の脂っぽさ・にきび・毛穴の目立ちにつながります。

口周り・あご・もみあげの毛が濃くなる

男性ホルモンが毛に対して作用する方向は、その毛の生えている部位によって異なります。
口まわりやあご、もみあげでは、男性ホルモンの影響で毛が太く濃くなります。
アンドロゲン過剰があると、顔では典型的に上口唇・あご・もみあげ・下顎ラインなどの毛が目立ちやすくなります。男女ともにこれらの毛が目立ちやすくなります。

生え際などの毛が薄くなる

顔そのものではありませんが、前髪・生え際・頭頂部の変化で顔の印象は大きく変わります。
男性ホルモンが多いと、ひげでは毛が太くなるのに、頭皮の一部では逆に細くなります。
なお、男性型脱毛症(AGA)という頭髪が減少する状態がありますが、男性ホルモンが多いだけでAGAになりやすいということは断言できません。なぜなら、毛の側の「男性ホルモンの感受性の程度」もAGAには深く関わっているためです。

男性ホルモンが多いと体質はどのような変化が起こる?

男性ホルモンが多いと体質はどのような変化が起こる?

男性ホルモンは、顔の印象だけでなく、男性らしい体質にも大きく関わっています。順に説明します。

筋肉量が増えやすく、脂肪がつきにくくなる

男性ホルモンの作用が高い状態は、内臓脂肪・体脂肪分布に影響します。具体的には、筋肉量が維持され、筋肥大が生じやすくなり、内臓脂肪・体脂肪がつきにくくなります。ただし、体型は食事、運動、遺伝、インスリン抵抗性などの影響も大きいです。

赤血球・ヘモグロビンが増えやすい

テストステロンは赤血球の産生を促進します。テストステロンが血を作るのを促進するために、赤血球の数や濃度には男女差があります。

女性の場合:月経不順・排卵障害

女性で男性ホルモンの過剰がある場合、多毛、ニキビ、女性型脱毛、月経不順、排卵障害が問題になります。排卵しにくい体質とアンドロゲン作用が強い体質が組み合わさった、女性の内分泌・代謝疾患に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)という病気があります。PCOSでは男性ホルモン高値、排卵障害、月経不順、代謝異常に加え、多毛、ニキビ、女性型脱毛がみられることが知られています。
症状からPCOSが疑わしい場合、産婦人科や女性診療科を受診して月経異常・排卵障害・卵巣所見の評価を受けましょう。

配信元: Medical DOC

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