わかめに含まれる栄養素

食物繊維
食物繊維は炭水化物の一部で、体内ではほとんど分解・吸収されません。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり、水溶性食物繊維は腸内で水分を含んでゲル状になり、不溶性食物繊維は便のかさに影響することがあります。これらは腸内での通過時間や便の状態に関わる栄養素の一つです。わかめには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が含まれています。
ヨウ素
ヨウ素は必須ミネラルの一つで、人の体内ではつくることができない栄養素です。体内に入ると多くが甲状腺に取り込まれ、甲状腺ホルモンの材料として利用されます。甲状腺ホルモンは、代謝や体温調節、脈拍、神経の働き、成長など、さまざまな生命活動に関わるホルモンです。
マグネシウム
マグネシウムは体内で多くの酵素反応に関わるミネラルで、骨や筋肉、神経、心臓の働きにも関与しています。関わる酵素反応は300種類ともいわれており、エネルギーの生産やたんぱく質の合成など、さまざまな生命活動に必要とされる栄養素です。
「わかめの食べ過ぎ」についてよくある質問

ここまでわかめについて紹介しました。ここでは「わかめの食べ過ぎ」についてよくある質問に、メディカルドック監修栄養士がお答えします。
わかめを過剰に摂取した場合、体にどのような影響がありますか?
山口 恵里
わかめを多く食べた場合、消化器系への負担やヨウ素の摂り過ぎによる甲状腺への影響がみられることがあります。わかめは食物繊維が豊富で日々の食事に取り入れやすい食材ですが、量が多すぎると、体調に影響する場合があります。特に甲状腺に持病がある方では、ヨウ素の摂取量によって体調に変化がみられることがあるため、量に気をつけることが大切です。気になる症状が続く場合は医療機関に相談すると安心です。
乾燥わかめは毎日食べ続けても問題ないのでしょうか?
山口 恵里
乾燥わかめには食物繊維やミネラルが含まれており、日々の食事に取り入れやすい食材です。適量であれば、便の状態に関わる食物繊維や、代謝に関わるヨウ素などを補うことができます。ただし、量が多すぎると体調に影響する場合があるため、1日の目安量を意識すると安心です。乾燥わかめは水分を含むと大きく膨らむため、戻さずに食べると胃腸に負担がかかることがあります。パッケージに記載された戻し時間を参考に、適切に戻して使うことが大切です。

