医師や看護師に助けられた
編集部
印象に残っている医療従事者の対応はありますか?
村上さん
各科の医師や看護師には大変助けられました。特に印象的だったエピソードは、放射線治療中に行われた最後の乳腺外科の外来の診療です。診察中、ミルクティーピンク色のウィッグ姿の私を見た担当医が「そのウィッグいい色だね。いろいろなウィッグがあるから、楽しんでね」と声を掛けてくれたんです。とても勇気をもらいました。
編集部
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
村上さん
私が読者に伝えたいことは2つあります。1つ目は「普通」の基準についてです。医師からは「乳がんでステージが1くらいですと、仕事は普通にして大丈夫ですよ(※)」と言ってもらえましたが、ほかの乳がんの患者さんと話した際、「『普通』の基準がなくて難しいね」という話になりました。健康だったころの自分を『普通』の基準にしてしまうのは、あまりよくないのだと思います。2つ目は制度面の話です。傷病手当金の申請や制度に関しては、よく確認してから利用することをおすすめします。※個人の状況によって異なります
編集後記
村上さんは、無症状でも健康診断を続けていたことで、乳がんを早期発見できました。村上さんの闘病記から、気になる症状の有無にかかわらず、定期的な健康診断を受けることの大切さが分かると思います。記事をきっかけに、今一度自身の健康と向き合ってみてください。
本稿には特定の医薬品、医療機器についての記述がありますが、情報提供のみを目的としたものであり、医療上の助言や販売促進などを目的とするものではありません。
なお、メディカルドックでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。
記事監修医師:
寺田 満雄(名古屋市立大学乳腺外科病院)
※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。
- マンモグラフィは痛い? 被ばくする? エコーとの違いは?「乳がん検診の疑問」を一挙解説
──────────── - 「乳がん検診」はどのくらいの頻度で受けるべき? 専門医のお勧めと理由とは?
──────────── - 【医師解説】乳がん検診で「要精密検査」といわれた…どんな検査をするの?
────────────

