娘が幼稚園のころ、数人のママ友親子を自宅に招いて、楽しく遊んでいたときのことです。子どもたちはリビングいっぱいにおもちゃを広げ、大人はお茶を飲みながら楽しく過ごしていました。
ところが、みんなが帰ったあとに片づけをしていると、子どもが大切にしていたキャラクターのおもちゃが見当たりません。どこかに紛れ込んだのだろうと思いながら家中を探しましたが、結局見つからないまま数日が過ぎました。
ママ友のSNSに映っていたのは……
そんなある日、何げなくSNSを見ていると、先日遊びに来ていたママ友の投稿に目が留まりました。そこには、ママ友の娘・A子ちゃんが楽しそうに遊んでいる写真が載っていました。しかしよく見ると、A子ちゃんが手に持っていたのは、わが家からなくなっていた、あのおもちゃだったのです。
驚いてママ友に連絡すると、「ごめんね。うちの子が間違えて持って帰ったみたい」との返事。遊んでいるうちに自分の物と勘違いしたのだろうと思い、ひとまず安心しました。
食い違う、別の子の証言
ところが数日後、別のママ友から思いがけない話を聞きました。
「うちの子が言っていたんだけど、この間A子ちゃんが帰る前に、娘ちゃんのおもちゃを自分のバッグに入れていたみたいで……。そのとき『それ、A子ちゃんのやつなの?』と聞いたら、A子ちゃんが『うん!』と答えたから、それ以上は何も言えなかったらしいの」
それまでは私も、子ども同士の遊びの中で起きたことだろうと思っていたので、ママ友の「間違えて持って帰った」という説明をそのまま受け止めていました。しかし、A子ちゃんが「自分の物」と嘘をついていたと知り、つい欲しくなって持ち帰ってしまったのかもしれないと思うようになりました。

