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徳光和夫「ジャイアンツファンにとっては本当に悲報」

徳光和夫「ジャイアンツファンにとっては本当に悲報」

フリーアナウンサーの徳光和夫が11日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」に生出演。7日の阪神戦で左太もも裏の肉離れを起こし戦列を離れたプロ野球巨人のエース、戸郷翔征投手について言及し、チームに与えるメンタル面での影響に強い懸念を示した。

徳光は冒頭、戸郷の怪我について「ジャイアンツファンにとっては本当に悲報と言ってもいいのではないかと思う」と沈痛な声で語り出した。負傷状況について「時間がかかりそうなので、江川さんも2週間以上はかかると言っていたが、これは痛かったね」と重いトーンで述べた。

ルール変更がもたらした「落とし穴」

戸郷のプレースタイルについて、徳光は「本当に熱心な選手で、桑田選手とちょっと似ているところがある」と巨人OBで侍ジャパンU-12の桑田真澄監督=オイシックス新潟チーフ・ベースボール・オフィサー=との共通点を指摘。「ピッチャーの9人目の野手ということで、1塁へボテボテのゴロを打ったりすると、全速力で走るわけだ」とその姿勢を称賛した。しかし、それが今回の悲劇につながったとして、「これまでは大丈夫だったが、ベースが大きくなったんだ、今年」とルール変更に言及した。

今季のプロ野球では、従来の15インチ(約38.1センチ)四方から18インチ(約45.7センチ)四方へとサイズが拡大された「統一ベース」が導入された。これは2023年から米大リーグで採用されているものと同様で、ベースが大きくなったことで一塁・二塁間や二塁・三塁間の距離がそれぞれ約11センチ短くなっている。

徳光は「普通は1塁ベースを踏む時につま先で踏んで、かかとは土についているが、歩幅が合わなくなってしまって、ベースごとそのまま踏んでしまった。そうしたら、それによって肉離れを起こして、ですから高さがちょっと変わってしまったね」と、ベース拡大による歩幅の狂いが怪我に繋がったのではないかと独自の見解を示した。

過去の苦い記憶とチームへの連鎖反応

エースの離脱は、単なる欠員以上のダメージをチームに与える。徳光は「怪我でやむを得ないなと思うが、戸郷はもうエースということで、ようやく選手たちが認めたわけだ」と語り、「エースが不在になると、メンタル面で選手たちにいろいろ影響が出てしまう」と危機感を露わにした。

過去の例として、大リーグでも活躍した上原浩治氏やロッキーズ・菅野智之投手が怪我で離脱した例を挙げ、「そうすると、途端にチームの選手全体に不安がよぎると言うか、プレーにそれが出てくる。で、大敗したりするんだよね」と指摘。「エースが投げている時は非常に拮抗して、2対0とか3対1とか、均衡したゲームだったのが、大敗し始めるんだ」と、精神的支柱を失う恐ろしさを語った。

現に、戸郷の離脱後の試合ではその傾向が出ているとし、「もろに戸郷が怪我した後の阪神戦2戦、これも一方的にやられたし、昨日だって勝っているゲームをもう大逆転されてしまった。こういうことが起こりうるんだよね」と、3連敗を喫したチームの現状を憂いた。大量失点した中継ぎの田中瑛斗投手に対しても「今まであんなピッチングをすることはなかったのだが、やっぱりどこかしらに『あ、戸郷さんは今いないんだ』という、そういう意識が働いているんじゃないかな」と推測。「そういった不安感が、常によぎったまま、背負ったままゲームをしているんじゃないかなというふうに思えてならない」と、エース不在によるプレッシャーが影を落としていると推測した。

配信元: iza!

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