私は、若いころに運転免許を取らないまま過ごしてきました。当時はそれで不便を感じていませんでしたが、年齢を重ねた今、車は家にあるのに自分では運転できない現実に、思いがけず不便さを感じるようになったのです。
若いころは車の必要性を感じなかった
若いころの私は、運転免許を取ろうと思っていた時期がありました。しかし当時住んでいた家は駅から近く、通勤も電車で事足りていました。
出かけるときも、友人と電車に乗って遊びに行くことが多く、日常生活の中で車がなくて困る場面はほとんどありませんでした。そのため、いつの間にか車の必要性を感じなくなり、免許の取得もやめてしまいました。
今思えば、あのころは駅に近い便利な環境に慣れ過ぎていたのだと思います。車を運転できなくても生活できることが当たり前になっていて、将来住む場所や暮らし方が変わることまで深く考えていませんでした。
結婚後、暮らしの環境が変わった
結婚を機に、夫が「夜は静かな場所に住みたい」と言ったこともあり、今の家に引っ越しました。落ち着いた環境で暮らせる一方、最寄り駅までは徒歩で30分ほどかかります。
朝や夜であれば夫に送迎してもらえることもありますが、昼間に出かける場合はバスを利用するしかありません。ところが、そのバスの本数も年々減ってきていると感じます。
引っ越した当初は、ここまでバスの本数が少なくなったり、路線が減ったりするとは思っていませんでした。便利だった若いころの生活とは違い、外出ひとつにも時間や手段を考えなければならなくなりました。

