ショックを受けた娘への対応
女性が去ったあとも落ち込んでうつむいていた長女に、私はしゃがんで目線を合わせ、「びっくりしたね。でも、あなたは何も悪いことはしていないよ。困ったときに店員さんへ助けを求めたのは正しい行動だから、落ち込まなくて大丈夫」と伝えました。
長女は少し黙った後、「本当に?」と聞き返してきましたが、「本当だよ」と重ねて伝えると、ようやく少し笑って「よかった……」と呟きました。次女もすっかり泣き止んだので、店員さんにお礼を伝えたあと、次女もカプセルトイに挑戦。姉妹そろって楽しんで帰ることができました。
遊び慣れたカプセルトイでのまさかのトラブルでしたが、理不尽な言いがかりをぶつけられたときこそ、感情的にならず事実を冷静に確認することの大切さを痛感しました。あの日、怖い思いをさせてしまった長女に「あなたは悪くないよ」と繰り返し伝え、娘の心を第一に守ろうとした記憶は、今も私の心に強く残っています。
著者:海野まい/30代女性。2019年生まれの長女、2022年生まれの次女、夫の4人暮らし。介護福祉士としてデイサービスに5年間勤務後、出産を機に退職。現在は在宅でライティングの仕事をしながら育児に奮闘中。人見知りだけど心配性な性格で、子どもの安全についてはつい細かく確認してしまうタイプ。趣味はカフェ巡りとドラマ鑑賞。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)

