脳トレ四択クイズ | Merkystyle
風、薫る【7/13第76回】新潟行きに揺れるりん(見上愛)…直美(上坂樹里)が「驚きの提案」

風、薫る【7/13第76回】新潟行きに揺れるりん(見上愛)…直美(上坂樹里)が「驚きの提案」

女優の見上愛が一ノ瀬りん、上坂樹里が大家直美という2人のヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「風、薫る」(総合など)の第76回が13日に放送される。この日からドラマは第16週「新風吹くころ」(第76~80回)に入る。第15週で描かれた伏線を振り返りながら、その見どころを解説する。

朝ドラ「風、薫る」第76回(7月13日放送予定)見所

大山捨松(多部未華子)からの提案にりんは思い悩む。直美は、りんと彼女の母・美津(水野美紀)、娘の環(英茉)に「ある提案」をする。

朝ドラ「風、薫る」第15週「差し出せぬ手」ストーリー展開【振り返り】

第15週は、りんが初めて「患者を救えなかった」のではなく、「患者を救うとは何か」という看護の根本に向き合うことになった転換週だった。心身ともに限界へ追い込まれたりんを支えようとする直美や「シマケン」島田健次郎(Aぇ! group・佐野晶哉)、捨松ら周囲の思いも丁寧に描かれ、りんが看護の現場を離れ、新たな道を選ぶ決断へとつながる重要な5日間となった。

【以下、ネタバレ】

末期がん患者・山本辰治(本田大輔)の最後の願いをかなえるため、りんは夜の病院を抜け出し、山本を妻テイ(伊勢佳世)のもとへ送り届けた。山本は「牛鍋を食べた」と優しい嘘をついて妻を安心させるが、翌朝、病院へ戻る途中で倒れ、「助けて…」と言い残して息を引き取る。夫の思いを知ったテイは「大バカ者の大ボラ吹きだよ…」と涙ながらに語りかけた。山本の死は、りんにとって「患者の願いをかなえたこと」と「命を守れなかったかもしれないという後悔」が同時に残る出来事となった。

主治医の今井益男(古川雄大)は、外出が直接の死因ではないと説明する一方、「医療者としては失格」とりんを厳しく諭す。しかし、「私が患者なら命より重んじるものがあるという考えは否定しない」と複雑な胸中ものぞかせた。病院は責任問題を避けるため、りんの処分を先送りし、通常勤務を続けさせる方針を決定する。

しかし、山本の死はりんに深い傷を残した。患者の脈を測ろうとすると手が震え、包帯も巻けなくなり、「助けるって何?」と苦悩する。今井の助手・黒川勝治(平埜生成)は、病院がりんを処分しないのは責任逃れのためであり、働かせ続けること自体が彼女を追い詰めていると直美へ打ち明けた。

そんななか、直美の知人・大家トヨ(松金よね子)が危篤となり、りんは直美とともに長屋に駆け付ける。過呼吸に襲われながらも懸命に看護を続け、トヨは長屋の人々に見守られながら穏やかな笑みを浮かべて息を引き取った。直美は、十分な医療を受けさせられなかったことを悔やむ。

「看護婦として正しいこと」と「人として正しいこと」の間で答えを見失ったりん。直美から苦悩を聞いたシマケンは心を痛める。一方、環は、小学校でたくさん勉強して女学校に行くという夢を語る。りんは笑顔で応えながらも胸の内を隠し続けた。

その後、新患・宇野(関本昇平)の「ありがとう」が山本の最期の言葉と重なり、りんは恐怖で体が硬直。処置中も手の震えが止まらず、動けなくなってしまう。直美は捨松に相談し、シマケンを一ノ瀬家へ招いた。

シマケンは仕事の書評になぞらえ、辛い時ほど「笑顔」という“おかめの面”をつけて生きてきたりんの人生を語り、「その面は取ってほしい」と優しく寄り添う。彼は、りんが長年身につけてきた、笑顔という防衛本能を言葉でほどこうとした。しかし、りんは笑顔を崩さない。すると環が、疲れてる時も自分が泣いた時も、そう笑うと無邪気に口にし、その一言で張り詰めていた糸が切れたりんは涙を流す。それでも「大黒柱も悪くないです。お面だって好きでつけてます」と笑顔を作り続けた。

その後、宇野の容体が急変。直美に「りん、脈」と促されても震えは止まらず、りんは何もできないまま立ち尽くしてしまう。直美は「りん。看護婦、辞めな」と告げ、「患者さんには事情は関係ない」と外科看護婦取締として苦渋の決断を下した。りんは、自分が働かなければ家族は生きていけないと泣き崩れ、詰所を飛び出してしまう。

りんは、かつて働いていた瑞穂屋を訪ねるが、社長・清水卯三郎(坂東彌十郎)から、環を女学校へ通わせられるだけの給金は払えないという現実を突き付けられる。途方に暮れて帰宅したりんに、捨松は新潟・上越の女学校で舎監として働く道を提案した。しかし、その仕事は住み込みが条件で家族と離れて暮らさなければならず、りんはすぐには決断できず、家族と相談することにする。

家を出た捨松は直美に「ごめんなさい。新潟の仕事しか見つからなくて…」と謝罪。直美は、傷ついたりんを一度医療の現場から離し、再び歩き出せる場所を探していた。「直美さんも、辛かったわね」と言い残して去る捨松。頭を下げた直美がふと振り返ると、そのやり取りをりんが静かに見つめていた。自分を思って動いてくれていた直美の本心を知ったりんは、複雑な表情を浮かべた。新潟行きは単なる転勤ではなく、りんが一度「看護」から距離を置き、自分にとって看護とは何かを見つめ直すための再出発となりそうだ。第16週は、その決断が最大の見どころになりそうだ。

配信元: iza!

提供元

プロフィール画像

iza!

ネットで話題のネタや旬なニュースがサクッとわかるサイト 産経デジタル独自の原稿を掲載しながら、産経ニュース、サンスポ、zakzakなどさまざまな媒体のニュースを掲載。気になるニュースや話題がサクッとわかるサイトです。