娘を下げる発言ばかりの父に絶句
ところが、お茶会の席で場を和ませようとしたのか、父は「うちのバカ娘で本当にいいの? 後悔するんじゃないか? 全然気が利かないし、使えない娘だよ」と夫や義両親に言い放ちました。
何度も同じ言葉を繰り返す父に母まで一緒になって笑っており、義両親も夫も困惑していました。私は恥ずかしさと怒りで顔から火が出そうでした。1週間後の顔合わせでも、父は私の失敗談や悪口ばかりを披露して場は微妙な空気に。私はただ早く時間が過ぎることだけを願っていました。
顔合わせ後も、私は両親に気持ちを伝えませんでした。これまでも笑って流されることが多く、理解してもらえないとわかっていたからです。両親からの謝罪はありませんでしたが、傷つく私に「大変だったね」「気にしなくていいよ」とやさしくフォローしてくれた夫に助けられました。義両親も終始穏やかに、大人の対応をしてくださり、常に私のことを気遣ってくれて感謝しかありません。
モヤモヤは残りましたが、夫や義両親が味方でいてくれたことに救われ、この人たちと家族になれて本当によかったと心から思っています。しかしその一方で、結婚を祝うための場で、実の親から何度も自分を否定するような言葉を向けられたショックは、今でも忘れられません。親にとっては場を和ませるための冗談や謙遜だったのかもしれませんが、言われた本人にとっては、笑って受け流せるものではありませんでした。
たとえ身内であっても、本人が傷つくような失敗談や悪口を、人前で笑い話にしていいわけではありません。自分の子どもには、人生の節目を迎えたときこそ、その気持ちを尊重し、心から祝福できる親でありたいと強く思っています。
著者:樋口佐和子/30代女性。2021年生まれの娘、2025年生まれの娘、夫の4人暮らし。作業療法士として医療現場で7年間勤務後、現在はライティングを中心に在宅で仕事に取り組んでいる。趣味は家族写真を一眼レフで撮影すること。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
※AI生成画像を使用しています

