「牡蠣の食あたり」を起こした時の対処法はご存じですか?予防法も医師が解説!

「牡蠣の食あたり」を起こした時の対処法はご存じですか?予防法も医師が解説!

「牡蠣の食あたり」の正しい対処法は?

ここでは、実際に症状が出てしまった場合の具体的な対処法や予防策について解説します。

牡蠣にあたる食中毒・食あたりの症状を落ち着かせるには?

最も重要なのは、嘔吐や下痢で失われた水分と塩分を補うことです。経口補水液などを少しずつ頻回に飲みましょう。食事は無理にとる必要はありませんが、食欲が出てきたらおかゆや柔らかくしたうどんなど、消化の良いものを少量から始めてください。脂っこいものや刺激物は胃腸の負担になるため避けましょう。

生牡蠣にあたる症状で解熱剤・胃腸薬・下痢止めなどの市販薬は服用して良い?

下痢止めに関しては、体内のウイルスや毒素を排出する妨げになる可能性があるため、基本的には使用を控えるか、医師に相談してから服用するのが安全です。整腸剤(プロバイオティクス)は服用しても問題ありません。解熱鎮痛剤や胃腸薬を使用したい場合も、市販薬で様子を見るよりは、受診して適切な処方を受けることをおすすめします。

牡蠣の食あたりを予防するには?

予防の基本は十分に加熱することです。ノロウイルスを死滅させるには、85度から90度で90秒以上の加熱が必要とされています。また、調理器具や手指を介した感染を防ぐため、手洗いの徹底や調理器具の消毒を行うことも重要です。体調が優れない時は生食を避けるという判断も、予防の一つと言えます。

「牡蠣の食あたり」症状についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「牡蠣の食あたり」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

生牡蠣の食あたりの症状はどのようなものがありますか?

齋藤 雄佑(医師)

主な症状は、突然襲ってくる吐き気や嘔吐、水のような下痢、場合により発熱です。これらに加えて、腹痛や悪寒、倦怠感を伴うことも多くあります。

牡蠣の食あたりは何日後に発症しますか

齋藤 雄佑(医師)

牡蠣の食あたりは原因により何日後に発症するかが異なります。原因がノロウイルスの場合は、食べてから24時間から48時間後、腸炎ビブリオについては4〜48時間後に発症することが一般的です。食べた直後よりも、1日か2日経ってから症状が出ることが多いことを覚えておきましょう。

牡蠣にあたりやすい人や食べ方などに特徴はありますか?

齋藤 雄佑(医師)

胃酸の分泌が少ない人や、寝不足やストレス、疲労などで免疫力が低下している人はあたりやすい傾向にあります。

岩牡蠣は真牡蠣の生食と比べてあたりにくいのでしょうか?

齋藤 雄佑(医師)

岩牡蠣は夏が旬で、真牡蠣は冬が旬ですが、どちらもあたるリスクはあります。冬の真牡蠣はノロウイルス、夏の岩牡蠣は腸炎ビブリオのリスクがあるため、どちらか一方があたる確率が低いとは言い切れません。

牡蠣にあたって嘔吐や下痢が起きた場合、何日頃で回復しますか?

齋藤 雄佑(医師)

何日で治るかは個人差はありますが、適切な水分補給と安静を保てば、通常は発症から1日から3日程度で症状のピークを越え、徐々に回復に向かいます。

配信元: Medical DOC

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