ショートスリーパーの寿命はどれくらい?

寿命は、体質、病気、生活習慣、環境など、いろいろな要素で決まるため、「ショートスリーパーだから寿命が何年」と数字で示すことはできません。
分かっているのは、一般集団では短時間睡眠と死亡リスクが関連することがある一方で、その背景には睡眠不足や睡眠障害が含まれている可能性が高い、という点です。
自然短眠の人に同じ結論がそのまま当てはまるかは、まだ十分なデータがありません。自然短眠の遺伝子変異をもつ動物モデルで健康指標が改善した研究はありますが、これは特定の遺伝背景を前提にした話です。一般の短時間睡眠の人に単純に当てはめるべきではありません。
寿命が気になる場合は、睡眠時間を無理に削る・増やすことよりも、血圧、脂質、血糖、体重、いびき、無呼吸、日中の眠気といった、実際に追える指標を整える方が現実的です。
「ショートスリーパー」についてよくある質問

ここまでショートスリーパーについて紹介しました。ここでは「ショートスリーパー」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
ショートスリーパーの方の性格に特徴はありますか?
村上 友太(むらかみ ゆうた)医師
性格とショートスリーパーを直結させる強い根拠はありません。自然短眠の報告では活動的に見える人が出てくることはありますが、対象人数が少ない研究も多く、性格だけで判断できるものではありません。
一方で注意したいのは、「睡眠が少なくても平気」に見える状態が、体質だけでなく躁状態や軽躁状態でも起こりうることです。睡眠が急に短くなった、気分が高揚して活動が止まらない、浪費や衝動性が強い、といった場合は、ショートスリーパー体質と決めつけず、医療機関で相談してください。

