血圧が上がりやすい・高血圧の人が控えた方が良い食べ物は?
血圧が上がりやすい人や高血圧の人は、塩分の多い食品を控えることが大切です。例えば、漬物、ラーメン、加工肉、インスタント食品、スナック菓子などは塩分が多く、注意が必要です。また、外食や惣菜は味付けが濃い傾向があり、塩分や脂質の過剰摂取につながることがあります。さらに、過度な飲酒も血圧上昇の要因となります。特定の食品だけを避けるのではなく、減塩を意識しながら、野菜や果物を取り入れたバランスのよい食事を続けることが重要です。
高血圧で気をつけたい病気・疾患
ここではメディカルドック監修医が、「高血圧」に関する症状が特徴の病気を紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。
高血圧(高血圧症・本態性高血圧・二次性高血圧)
高血圧とは、慢性的に血圧が高い状態を指します。多くは加齢、生活習慣、遺伝などが関係する本態性高血圧ですが、腎臓病、内分泌疾患、睡眠時無呼吸症候群などが原因となる二次性高血圧もあります。高血圧を放置すると、脳卒中、虚血性心疾患、慢性腎臓病などの重大な病気のリスクが高まります。また、高血圧との関連が強い病気として、急激な血圧上昇によって頭痛や意識障害などを起こす高血圧性脳症や、網膜の血管が障害されて視力低下や眼底異常を生じる高血圧性網膜症があります。家庭血圧で135/85mmHg以上、診察室血圧で140/90mmHg以上が続く場合は、内科や循環器科を受診しましょう。
動脈硬化
動脈硬化とは、血管が硬くなったり、血管の内側が狭くなったりすることで、血液の流れが悪くなった状態を指します。加齢に加え、高血圧、喫煙、糖尿病、脂質異常症、肥満などの生活習慣病が進行に関与します。動脈硬化が進むと、脳卒中、虚血性心疾患、腎機能低下など重大な病気につながることも少なくありません。一方で、自覚症状が少ないことも特徴です。健康診断で高血圧、高血糖、脂質異常などを指摘された場合は放置せず、内科や循環器科を受診しましょう。
脳梗塞(脳卒中)
脳梗塞は、脳の血管が詰まり血流が途絶え、脳細胞が障害を受ける病気です。主な原因として、高血圧、糖尿病、脂質異常症などによる動脈硬化や、心房細動などの不整脈によってできた血栓が脳の血管を塞ぐことが挙げられます。症状は突然現れることが多く、手足のしびれ、片麻痺、ろれつが回らない、視野障害などが代表的です。迅速な治療が後遺症の軽減につながります。これらの症状が突然現れた場合は様子を見ず、速やかに神経内科・脳神経外科を受診しましょう。救急車の要請も検討しましょう。
心筋梗塞
心筋梗塞は、心臓に血液を送る冠動脈が急に詰まり、心筋が障害を受ける病気です。主な原因は、高血圧、脂質異常症、喫煙、糖尿病などによる動脈硬化で、血管内にできた血栓によって血流が途絶えることで発症します。典型的な症状は、胸の痛みや圧迫感が15分以上続くことです。冷や汗、吐き気、息切れを伴う場合もあります。また、症状が左肩や腕、背中、顎へ広がることもあります。発症から治療開始までの時間が予後に大きく影響するため、症状が疑われる場合は様子を見ず、速やかに救急車の要請も加味して、循環器科を受診しましょう。

