9年ぶりのカムバック。7万人がフォローするレシピ作者トイロさんに聞く、クックパッドへのレシピ投稿再開のワケ

9年ぶりのカムバック。7万人がフォローするレシピ作者トイロさんに聞く、クックパッドへのレシピ投稿再開のワケ

トイロさんが熱量を持って向き合う「プレミアムレシピ」とは

——「ファンタジスタ」はこれまで未発表のレシピを「プレミアムレシピ」としてクックパッド限定で投稿するか、通常のレシピとして投稿するかを選ぶことができます。プレミアムレシピを見られるのはプレミアム会員のみ。トイロさんは、プレミアムレシピには、どのようなものを選んでいますか?

トイロさん:私のベースにあるのは、実は「料理をしたくない気持ち」なんです(笑)。そういう人がどういうレシピだったら作るかな、と考えていて。時間が短い、工程が少ない、ほったらかせる。知識がある人だからこそできる“時短の技”を取り入れて、リアルに使いこなせるレシピを提案したいんです。

直近で投稿したのは、にんじん1本でできるカレー味のキャロットラペ。地味だなと思いながら作ったんですけど、冷蔵で保存できて、サンドイッチの具にもなる。一つ作れば一週間いろいろ使えるのが、自分のカラーに合っているなと。

おいしさの理由は、下ごしらえや小さなひと手間といった“地味なところ”にあると思っていて。動画で映えれば注目が集まる時代だからこそ、「やらなくてもいいけど、やった方が絶対おいしいコツ」をきちんと伝えたい。それがプレミアムととても相性がいいなと感じています。

トイロさんのプレミアムレシピ。細かいポイントも丁寧に解説されている

——運営から見ると、プレミアムレシピにはどんなレシピが多いと感じていますか?

パートナープログラム担当:ファンタジスタの皆さんがそれぞれで考えています。過去のレシピを今の時代に合わせてアップデートしたものや、人気順には出てこない新しいレパートリー、まだ誰も作っていない穴場のレシピを提案する方が多い印象です。

以下のレシピはトイロさんが過去に投稿して人気を集めているレシピの最新版です。

家族に引き継ぎたい秘蔵のレシピを公開する方もいて、それぞれの思いが見えてきています。すでに数百のレシピが投稿されています。

プレミアム会員はクックパッドの利用頻度が高い傾向があるので、日々たくさんのレシピを見慣れている方に、新しい提案ができるのがプレミアムとしてレシピを公開するメリットだと思います。

「レシピを作ってもらえた」実感が得られる場がクックパッド。今後やってみたいことは

——レシピを作ってもらえることは、トイロさんにとってどういう意味を持ちますか?

トイロさん:調理回数が可視化できるのは、すごいなと思います。ブログやインスタでは閲覧数は出るけれど、作ってもらえているかはわからない。作ってくれたことが数字で見えるのは大きなモチベーションです。

また、クックパッドではつくれぽで、作った方が実際の写真と言葉を添えて送ってくれます。そのひと手間がすごく嬉しくて。作った人の気持ちがダイレクトに届く場所だからこそ、自分の思いやレシピを大切にしてもらえる場所を自分も大切にしたい。見たいと思ってくれる人に、届け続けたいんです。

——これから、クックパッドでどんなことをやっていきたいですか?

トイロさん:対面やライブ配信での料理体験をやってみたいです。レシピの文章には書ききれない下準備のコツや、「冷凍できる」といったヒントは、目で見ると全然違うと思うんです。プレミアム会員に向けて、季節ごとにファンタジスタが登場するイベントができたら、それこそプレミアムですよね。

——運営としては、パートナープログラムをどんな風に育てていきたいですか

パートナープログラム担当:クックパッドは場を提供する立場なので、作者の方が主役となって、やりたいことを実現するお手伝いを今後もどんどんやっていきたいと思っています。

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