デジタル世代って墓まで持っていく秘密が多すぎるのでは?
姉や私はアラフォーで、携帯電話普及~スマホ世代。デジタル通帳やアプリを多数使用しています。……生体認証で開けているものは、死んだら二度と開けられなくなるのでは?親の話だけではない、我々もパスワードノートくらいは作っておくべきだという結論に。
エンディングノートと聞くと、分厚いしっかりしたノートを買って思い入れたっぷりに書くというイメージがありますが、意外と
・通帳のある銀行と口座番号
・使っている証券会社の名称・口座番号・パスワード
・加入保険の種類・内容
・不動産の有り無し
・借金の有無
・毎月引き落としのある契約、紐づいているメールアドレスとパスワード
あたりを紙1枚に書き出しておくだけでもいざというときに役立つようです。(参考ページ:ゴールドオンライン2026.6.23記事)
母が倒れた折、やれクレカ引き落としだ銀行口座だ手続きだと、おもちゃ屋の入り口で踊るサンタ人形並みに休みなく動き回った経験があるので、書き出してまとめておかねば、改めて思いました。
でも……めんどくさ~~~い(大の字)。なので、友人とお茶会がてら書き出す、パスワード・パーティーでも開こうかと思います。
転ばぬ先の杖を用意しておけば、ステッキで踊れる
転ばぬ先の杖とはよく言ったもので、用意さえしておけば、その杖でステッキダンスも踊れようというものです。今回の家族会議では、普段バラバラで暮らす家族の考えを知ることができてうれしかったです。何しろ末っ子なもので、ひとりでなんとかしなくては、と気負いがちなんですよね。「最後にひとり残る」感覚が強い。肩の力が抜けました。
大切な、身近な人の死は人生の大きな出来事。よく遺族は「悲しむヒマもなく忙殺される」と聞きます。
エンディングノートや家族会議は、思い切り悲しむための準備なのかもしれません。
とりあえず、己も必要事項を書き出しておきたいです。ただし、パスワードを全部書き出せる気がしないんですよね……。
<文/宇野なおみ>
【宇野なおみ】
ライター・エッセイスト。TOEIC930点を活かして通訳・翻訳も手掛ける。元子役で、『渡る世間は鬼ばかり』『ホーホケキョ となりの山田くん』などに出演。趣味は漫画含む読書、茶道と歌舞伎鑑賞。よく書き、よく喋る。YouTube「なおみのーと」/Instagram(naomi_1826)/X(@Naomi_Uno)をゆるゆる運営中

