結婚や出産、マイホーム購入。周囲が次々と決断していると、自分も乗り遅れたくないと焦りそうになりますよね。でも、人生の大きな選択ほど、立ち止まってじっくり考えることが大切なのかもしれません。今回は、筆者の友人の体験談をお届けします。
夢だったマイホーム
結婚した当初、私はとにかくマイホームが欲しくてたまりませんでした。
友人たちが次々と新居を手に入れ、SNSに幸せそうな写真が並ぶのを見るたびに羨ましくなり、「うちもそろそろ買おうよ」と夫を急かし、購入を考えていました。
そんなある日、実家で「家を買おうと思っている」という話をすると、父から思いがけない言葉が返ってきました。
納得できなかった父の助言
「家を買うのは、もう少し待った方がいいんじゃないか」
父はきっぱりとした口調でそう言ったのです。
昔から慎重な性格の父が、若い夫婦のことを心配してくれているのはよく分かりましたが、せっかくの夢に水を差された気がした私は、少しムッとしてしまいました。
思わず「こういうのはタイミングや勢いも大切なんだよ」と返すと、父は「これから生活が変わるかもしれない。焦る必要はない」と続けましたが、当時の私はまだその意味をあまり理解できませんでした。

