今すぐ病院を受診すべき症状と判断方法

精神疾患を疑う前に、まずは身体の病気の可能性を除外することが重要です。
実際には、
脳腫瘍 てんかん 甲状腺疾患 慢性的な痛みなどが原因で行動異常が起こるケースもあります。
もしも以下のような症状が現れている場合は、精神疾患ではなく、神経疾患の可能性が疑われます。
意識障害 けいれん 突然の攻撃行動 歩行異常 失神また、問題行動が数週間以上続いていたり、日常生活に支障が出ている状態、あるいは飼い主がコントロールできない場合も速やかに受診してください。
診察時には、いつから始まったか、どのような症状が現れているのか、さらにその時の様子を動画に撮れるなら撮影しておくと、より獣医師さんが正確に診断しやすくなります。
犬の精神疾患の治療方法と家庭でできるサポート

精神疾患と診断された場合でも、適切な治療によって改善が期待できる可能性は大いにあります。
環境改善
まず重要なのは、ストレス原因を減らすことです。
例えば、
留守番時間を見直す 安心できる居場所を作る 適度な運動を取り入れる 毎日愛犬とだけ向き合う時間を作る上記を取り入れるだけでも、少しずつ改善することがあります。
行動療法
専門家の指導のもと、問題行動の修正や不安の軽減を目指す『行動療法』が勧められることもあります。
近年では犬の行動診療科を設けている病院も増えているため、「もしかして精神疾患かも?」と思ったら、いつものかかりつけの動物病院だけでなく、行動診療科を設けている動物病院にも連れて行ってみましょう。
投薬治療
症状が重い場合は、抗不安薬や抗うつ薬などを投与することもあります。
ただし、薬だけに頼るのではなく、環境改善と併用することが求められるので、まずは環境を見直したり、接し方を見直してから検討すべきでしょう。
飼い主が気をつけたいこと
愛犬が問題行動を起こしたとき、たとえ叱っても改善につながらないケースが多いです。
特に、精神的な問題を抱える犬は、不安や恐怖から問題行動を起こしていることも少なくありません。
そのため、叱って余計に恐怖や不安を与えるのではなく、
安心できる環境を作る 成功体験を増やす 無理に行動を止めようとしない 飼い主に愛されていると実感を持たせる以上のポイントを見直すことが大切です。

