「ダイエット中なのに、カレーを食べていいの?」——そう思った人にこそ読んでほしい一冊が登場しました。
ダイエットといえば、まず思い浮かぶのが食事制限。でも、食べる量を減らせば気持ちは満たされず、我慢の反動でリバウンド……という経験、きっと多くの人にあるはずです。
そんな“続かないダイエット”に一石を投じるのが、SNSで話題の無水カレーニキさんによる、Amazonランキング第1位(2026/5/18・男の料理カテゴリ)にも選ばれた書籍『痩せる無水カレー』(ワニブックス)。
水を使わず、野菜のうまみだけで煮込む「無水カレー」を軸に、高タンパク・低脂質・中炭水化物の栄養バランスを整えることで、「おいしいのに痩せる」を実現するレシピ集です。
この記事では、著者がダイエットにたどり着いた経緯と、ダイエットを“続ける”うえで一番のヤマ場になる減量中期の乗り越え方を中心に紹介します。
どうして「無水カレー」ダイエットだったのか
無水カレーニキさんは、かつて美容師から営業職に転職したのをきっかけに、生活が乱れて体重が10kg増。見かねた先輩の「痩せないと焼肉を奢らせるぞ」という一言で、人生初のダイエットを決意します。
はじめは食事制限だけで10kg減。ところが今度は体がやせ細り、「筋肉がほしい」と一念発起してトレーニングを開始します。そこで出会ったのが、筋トレ系の動画で見た無水カレーでした。
作ってみると、簡単でおいしく、しかもPFC(タンパク質・脂質・炭水化物)バランスも整えやすい。「これは完璧な筋トレ飯なのでは?」——そう気づいたところから、無水カレーを追求する日々が始まります。3年以上ただ作り続け、野菜の組み合わせや煮込み時間を研究し、たどり着いたのが本書のレシピたちです。
続けた結果は、体型そのものに表れました。ぽっちゃり体型から、トータルで20kg以上の減量に成功。ただ細いだけでなく、しっかり筋肉のついた引き締まった体へと変わり、ボディメイクの大会(フィジーク)に出場するまでになりました。
「我慢する食事」ではなく「毎日食べたくなるカレー」で理想の体型を手に入れた——このリアルな変化こそ、本書の一番の説得力です。
この本でできること:4段階で考える「痩せる無水カレー」
本書のいいところは、ダイエットの進み具合に合わせてレシピが整理されている点です。単なるレシピ集ではなく、減量初期→減量中期→減量末期→増量期という4つのステージ別に構成されていて、「今の自分に合う一皿」を選べるようになっています。
減量初期:まずは1〜2kg。人気のバターチキンカレーも減量目的でアレンジ 減量中期:カレーに飽きてきたころ、シチューやハヤシ、鍋などで無理なく継続 減量末期:脂質をさらに削る、本気の絞り込み期 増量期:筋肉を育てるための高タンパク・高炭水化物メニューすべてのレシピにカロリーとPFC(タンパク質・脂質・炭水化物)が明記されているので、食事管理がぐっとラクになります。
▼まずは基本の一杯「ベーシック無水カレー」何はともあれ、まずは基本形から。無水カレーの作り方はとてもシンプルで、鍋にトマト→なす・えのき→鶏むね肉→カレールウの順に入れて、フタをして中〜弱火で煮込むだけ。ポイントは、必ず最初にトマトを入れて水分を引き出すこと。あとは煮込んでいる間に、トマトを崩して全体を混ぜれば、驚くほど濃厚な一皿が完成します。
このベーシック無水カレーのレシピは、クックパッドでもご紹介しています。

