【鳥取しゃんしゃん祭~第二弾~】傘づくりのバトンを受け取った、後継者のその後。

【鳥取しゃんしゃん祭~第二弾~】傘づくりのバトンを受け取った、後継者のその後。

人手不足と傘不足

修理待ちの傘

まもなくやってくる今年のしゃんしゃん祭。
しかし、職人・株本さんの急逝により、今年のしゃんしゃん祭に使用する傘・約450本の不足が見込まれていたのです。
傘踊りの開催が危ぶまれる中、企業や自治体、個人からの貸出しや寄付により、なんとか今年の分をまかなうことができました。
地域の方がしゃんしゃん祭をどれほど大切に思っているか」が、寄付された修理待ちの傘からひしひしと伝わってきます。

眠っていた傘の歴史が、再び動き出しました。

そのため、田中さんは現在寄付された20本の修理に取り組んでいるそうです。
中には、師匠・株本さんが手がけた傘も。

傘の壊れ方は大小それぞれ。中には、大がかりな修理を要する傘もあるそうです。


田中さんは「壊れた分だけ、踊り子がお祭りを楽しんだ証拠です。貸与・寄贈してくださった方の想いを引き継ぎたいと思っています」と前向きにお話をしてくださいました。
修理をして使い続けることは、人の想いや傘の“歩み”を受け継いでいくことでもあるのかな、と考えさせられます。
とはいえ、一から作ることと修理することでは違った難しさがあるようです。

修理の難しさ

ポイント① 不具合の見極め

突然ですがここでクイズです!

Q.上の写真の傘はどの部分を修理する必要があるでしょうか?

A. 「和紙が剥がれているので貼り直しが必要」です。

傘の修理が必要な部分は目に見えるところだけではなく、内部にひっそり潜んでいることもあるので見極めが難しいそうです。
修行していないと気が付けないこともたくさんあるようです。

ポイント② 部品の微調整

傘の要の部品「ろくろ」

傘によって竹の大きさや太さが違うこともあるので、使う部品の一部を削るなどの微調整が必要になります。

配信元: na-na