「血圧が160以上で現れる症状」はご存じですか?原因や血圧を下げる方法を医師が解説!

「血圧が160以上で現れる症状」はご存じですか?原因や血圧を下げる方法を医師が解説!

血圧160以上だとどのような症状・リスクがある?

収縮期血圧が160mmHg以上である場合、Ⅱ度高血圧と言えます。自覚症状はあまりないことも多いですが、さまざまなリスクがあると考えられます。

血圧160以上で起こりうる症状

収縮期血圧が160mmHg以上でも、自覚症状がないことが多いです。収縮期血圧が180mmHg以上のいわゆる高血圧緊急症となって初めて、頭痛などの自覚症状がみられることも多いです。しかし、160mmHg程度でも頭が重い(頭重感)、朝に頭痛がするなど軽い症状がみられることもあります。このような症状がある場合には、自宅で血圧を測ってみましょう。

血圧160以上で起こりうる健康リスク・病気の危険性

収縮期血圧が160mmHg以上で症状がなかったとしても、放置することは危険です。
今までの研究から、血圧120/80mmHgを超えて血圧が高くなるほど、脳卒中、虚血性心疾患、心不全、心房細動、慢性腎臓病、認知症のリスクが上昇することが分かっています。収縮期血圧が160mmHg以上を放置することで、動脈硬化が進行し、これらの病気が発症する危険性が増します。なるべく早めに生活習慣を改め、それでも低下しない場合には内服治療を考えましょう。早めに内科・循環器内科を受診することをお勧めします。

「血圧が160以上」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「血圧が160以上」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

血圧が160以上で何の症状があったらすぐに病院に受診した方が良いですか?

伊藤 陽子(医師)

収縮期血圧が160mmHg以上だからと言って緊急で受診する必要はありません。しかし、激しい頭痛、意識障害、視力障害、胸痛、息苦しさ、吐き気などの症状を伴う場合には緊急で受診する必要があります。症状がない場合には、自宅で血圧測定を行い収縮期血圧が140mmHg以上持続する場合には循環器内科を受診しましょう。

血圧が160以上だと脳梗塞になるリスクが高くなりますか?

伊藤 陽子(医師)

血圧が上昇するほど脳卒中のリスクが上昇することが分かっています。高血圧が持続することで動脈硬化が進行し、脳梗塞が発症しやすくなるため早めに治療をすることが大切です。

血圧の上が160以上で高血圧の人は薬で治療できますか?

伊藤 陽子(医師)

血圧が高い場合、降圧剤により治療をすることができます。しかし、二次性の高血圧などでは、他の原因を調べる必要があるため、まず循環器内科を受診し、相談をしましょう。

50代で血圧が上160を超えた場合日常的に血圧を測るべきでしょうか?

伊藤 陽子(医師)

どの年代であっても収縮期血圧が160mmHg以上の場合には治療の適応となる事が多いです。持続的に血圧が高い場合には、治療が必要となりますのでまず自宅で血圧を測定してみることが大切です。その上で、血圧が高い場合には受診しましょう。

配信元: Medical DOC

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