傷心の祖父の前に現れた救世主
しばらく経ったある日のこと。
祖父は、いつものように学校周りのゴミ拾いをしていました。
すると、旗当番で立っていた先生が声をかけてくれたのです。
「おはようございます。いつも見守りありがとうございます」と。
子どもたちも先生も、祖父の顔をちゃんと覚えていました。
警戒と善意の狭間
物騒な世の中だからこそ、警察の警戒も理解はできます。しかし、地域を思う祖父の善意まで疑われてしまうのは、なんとも悲しいもの。
子どもを守るために警戒を強めるのは大前提ですが、その一方で、地域に根づく「無償の優しさ」をいかに孤立させないか。それも、私たちが考えていくべき大切な課題かもしれません。
先生や子どもたちの元気な声掛けに、祖父のこれまでの歩みが報われた気がしました。

