”食べる順番”で何を先に食べると「血糖値」が上がりにくいかご存じですか?医師が解説!

”食べる順番”で何を先に食べると「血糖値」が上がりにくいかご存じですか?医師が解説!

健康診断の「血糖値」の異常で気をつけたい病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「血糖値」の異常から疑われる病気を紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

糖尿病(2型糖尿病)

2型糖尿病は、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きが低下したり、分泌量が不足したりすることで起こります。初期にはほとんど自覚症状がありませんが、進行すると、のどが渇く、尿の回数が増える、体重が減る、疲れやすいといった症状が現れることがあります。治療の基本は食事療法、運動療法、必要に応じた薬物療法です。健康診断で高血糖やHbA1c高値を指摘された場合は、内科または糖尿病内科を受診しましょう。

高血糖

高血糖とは、糖尿病と診断される前段階も含めて血糖値が高い状態を指します。一時的なストレスや感染症でも上昇することがありますが、放置すると糖尿病へ進行する可能性があります。食後の眠気や倦怠感が続く場合には注意が必要です。早期に生活習慣を改善することで正常化できるケースも少なくありません。

脂質異常症

脂質異常症は、血液中のコレステロールや中性脂肪が異常になる病気です。血糖値が高い人では脂質異常症を合併しやすく、両者が重なると動脈硬化のリスクが大きく高まります。症状はほとんどありませんが、LDLコレステロール高値、中性脂肪高値、HDLコレステロール低値などがみられます。糖尿病と同様に食事・運動習慣の見直しが重要です。

動脈硬化

動脈硬化とは血管が硬くなり、血液の流れが悪くなる状態です。血糖値スパイクや高血糖は血管内皮(血管の内側)を傷つけるため、動脈硬化を進行させる原因になります。動脈硬化そのものには症状がありませんが、進行すると心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。血糖値管理は動脈硬化予防のためにも重要です。

心筋梗塞

心筋梗塞は、心臓の血管が詰まって心筋が壊死する病気です。高血糖や糖尿病は心筋梗塞の大きな危険因子として知られています。強い胸痛、胸の圧迫感、息切れ、冷や汗などの症状があれば緊急受診が必要です。血糖値管理は心筋梗塞予防にも直結します。

食べる順番と合わせて実践したい!血糖値を下げる生活習慣

食べる順番は大切ですが、それだけで血糖値を完全にコントロールできるわけではありません。まず重要なのは食事全体のバランスです。主食・主菜・副菜をそろえて、野菜、海藻、きのこ、大豆製品を積極的に取り入れましょう。主食は白米や食パンだけでなく、玄米、雑穀米、全粒粉パン、オートミールなどの低GI食品もおすすめです。飲み物は、水、お茶、無糖コーヒーを中心にし、清涼飲料水や加糖コーヒーは控えめにしましょう。夜遅い食事や欠食は血糖変動を大きくするため、朝食を食べる、毎日なるべく同じ時間に食べる、就寝直前の食事を避けることを意識しましょう。また、食後15〜30分程度の軽いウォーキングは、食後血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。それでも血糖値が改善しない場合には、内科や糖尿病内科を受診し、必要に応じて薬物療法を検討します。

配信元: Medical DOC

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