ドーパミンが多く分泌されるのは「コーヒーを飲む」と「香りを嗅ぐだけ」どっち?メディカルドック監修医がコーヒーでドーパミンが増えるメリット・ドーパミンの分泌を高めるコーヒーの飲み方などを解説します。

監修医師:
関口 雅則(医師)
浜松医科大学医学部を卒業後、初期臨床研修を終了。その後、大学病院や市中病院で消化器内科医としてのキャリアを積み、現在に至る。内視鏡治療、炎症性腸疾患診療、消化管がんの化学療法を専門としている。消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、総合内科専門医。
「ドーパミン」とは?

ドーパミンは脳内で働く神経伝達物質の一つで、神経細胞どうしが情報をやり取りする際の橋渡し役を担います。意欲や快感、運動の調節など幅広い機能に関わり、何かを達成したときの満足感や前向きな気持ちを支えています。不足すると意欲の低下や運動のぎこちなさを招くこともあり、脳の働きに欠かせない物質です。
ドーパミンはどこから分泌されるの?

ドーパミンは、主に中脳にある黒質や腹側被蓋野と呼ばれる部位の神経細胞で作られます。ここで合成されたドーパミンは、神経のネットワークを通じて線条体や前頭前野などへ送られ、運動の調節や意欲の形成に関わります。脳の報酬系という回路でも中心的な役割を果たし、私たちの行動を方向づけているのです。

