犬の『口腔内トラブル』を引き起こすNG行為4選 危険な症状や対処法まで

犬の『口腔内トラブル』を引き起こすNG行為4選 危険な症状や対処法まで

犬の「口腔内トラブル」を引き起こす4つのNG行動

歯磨きおやつをかじる犬

1.硬すぎるおもちゃや骨を与える

犬は噛むことが大好きですが、ひづめや鹿の角、硬いプラスチック製のおもちゃなどを噛ませるのはとても危険です。犬の歯は頑丈に見えて、実は強い力がかかると簡単に欠けたり折れたりしてしまいます。

特に奥歯が割れてしまうトラブルが多く、ひどい時には歯の神経が飛び出して激しい痛みを感じることもあります。おもちゃを選ぶときは、飼い主の爪で押したときに少し凹むくらいの、適度な柔らかさがあるものを選んであげてください。

2.人間用の歯磨き粉を使う

人間が使っている歯磨き粉には、犬が飲み込んでしまうと中毒を起こす危険な成分が含まれていることがあります。代表的なものが「キシリトール」で、犬がほんの少し口にしただけでも血糖値が急激に下がり、命に関わる大きな病気を引き起こします。

また、ミントなどの強い香りは犬にとって刺激が強すぎます。犬はうがいをして泡を吐き出すことができないため、歯磨きをする際は必ず犬が飲み込んでも安心な専用のジェルなどを使いましょう。

3.歯磨きを力任せにする

愛犬の汚れをしっかり落とそうとして、ゴシゴシと強い力で歯を磨くのは逆効果です。硬いブラシで強くこすられると、犬は痛がって歯磨きそのものが大嫌いになってしまいます。

一度「歯磨きは痛くて嫌なもの」と覚えてしまうと、次からは口に触らせてくれなくなるため、お世話がとても難しくなります。歯を磨くときは人間の赤ちゃんに使うような柔らかいブラシを選び、鉛筆を持つくらいの軽い力で優しくなでるように磨いてあげてください。

4.お口の汚れをそのままにする

犬のお口の中は、食べかすが残っているとわずか数日で硬い「歯石」へと変わってしまいます。この歯石は一度ついてしまうと、お家の歯ブラシで落とすことはできません。

汚れをそのままにしておくと、歯の隙間でバイ菌がどんどん増えていき、歯を支えている骨が溶けてしまう大きな病気に繋がります。お口の汚れは見た目の問題だけでなく、体全体の健康にも影響を与えるため、毎日のこまめなお手入れで汚れを溜めないことが重要です。

見逃さないで!危ないお口のサイン

犬の歯茎チェック

犬はお口の中に痛みや違和感があっても、言葉で飼い主に伝えることができません。そのため、飼い主が普段からお口の状態やしぐさをよく観察し、小さなサインに気づいてあげることが何よりも重要になります。

特に注意したいのが、口臭が急にきつくなったときです。生臭いニオイがする場合は、お口の中でバイ菌が増えているサインです。また、歯ぐきが真っ赤に腫れたり、おもちゃに血がついたりしているときも炎症が起きています。

さらに、ご飯をポロポロと落として食べにくそうにしたり、よだれが急に増えたり、前足でお口の周りをしきりに気にしたりする動作も、強い痛みを感じている証拠です。これらの危険なサインを見逃さないようにしましょう。

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