犬の『里親詐欺』とは?なぜ起きるの?

犬の里親詐欺とは、里親募集を装って金銭をだまし取ったり、犬を不正な目的で入手したりする行為です。
例えば、以下のような事例が報告されています。
「輸送費が必要」と言われて大金を振り込んだ後に連絡が取れなくなる 実在しない犬の写真を使って里親を募集する 保護活動を装って高額な寄付を要求する 犬を譲り受けた後に転売する特に犬が好きな人ほど、「この子を助けたい」という気持ちが強いため、冷静な判断が難しくなってしまうこともあります。
また、SNSでは誰でも簡単に募集を掲載できるため、悪意を持った人物が紛れ込みやすいことも問題視されているのが現状です。
SNSの里親募集は危険?怪しい募集の見分け方

SNSは、保護犬と里親をつなぐ便利なツールである一方、中には注意が必要な投稿も数多くあります。
詳細な情報がほとんど書かれていない
信頼できる募集には、犬種や年齢、犬の健康状態やワクチン接種歴、保護経緯など、その犬に関する情報が詳しく記載されています。
一方、「可愛がってくれる方募集!」など、犬に関する情報が極端に少ない場合は、実際にその犬が存在しない可能性があるので注意が必要です。
高額な費用を要求してくる
譲渡に際し、医療費やワクチン代、去勢・避妊手術費など、これまでにかかった実費の負担が必要になるケースは多くあります。
しかし、相場とかけ離れた金額を請求されたり、内訳が不明な請求がある場合には警戒しましょう。金銭を不正に受け取ることが目的かもしれません。
面談や身元確認が一切ない
誠実な保護団体や個人の保護主は、犬の幸せを第一に考えています。そのため、飼育環境の確認や飼い主の面談、詳細な譲渡契約などを行うケースが一般的です。
一方、「誰でもOKです」「すぐ渡せます」といった募集は、1つの大切な命を預ける上で、不自然に感じます。難しい契約に尻込みしてしまいがちな人をターゲットに、金銭を不正に受け取ろうとしているリスクが考えられるでしょう。
犬の写真を送ってもらえない
近年は、里親募集で画像の無断転載も増えています。同じ写真しか送られて来なかったり、室内で撮影された写真がなかったり、過去の様子が確認できないといった場合は、慎重に判断すべきでしょう。

