女の子の一言に息子の目に涙
日が暮れかけ、半べそをかきながら探していると、一人の女の子が「もしかしてこれ?」とジョーズを大切そうに持ってきてくれました。
息子は「ありがとう!」と何度も深く頭を下げ、ジョーズをぎゅっと抱きしめて涙ぐみます。いつもやんちゃで元気な息子が、あんなに素直に感謝を伝えている姿を見て、私の胸にもじんわり温かいものが広がりました。そして帰り道、息子は自分から「帰る前に大事なものがあるか確認する」と約束してくれたのです。
筆者の見解
「なくしてみて初めて気づく宝物」「誰かの親切はとてもありがたい」──言葉で何度も教えるより、この一日の経験で学んだことによって、ずっと深く息子の心に刻まれたように思います。
大切なものの価値も、人の優しさへの感謝も、頭で理解するより経験してこそ本物になる。親が先回りして全部守ってあげるより、時には一緒に慌てて探し回ることも、子育てには必要なのかもしれないと感じた一日でした。
【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。

