風、薫る【7/21第82回】直美(上坂樹里)出生の秘密に新展開!寛太(藤原季節)つかんだ「夕凪=文(内田慈)」の真実

風、薫る【7/21第82回】直美(上坂樹里)出生の秘密に新展開!寛太(藤原季節)つかんだ「夕凪=文(内田慈)」の真実

女優の見上愛が一ノ瀬りん、上坂樹里が大家直美という2人のヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「風、薫る」(総合など)の第82回が21日に放送される。第17週「脈動」(第81~85回)で描かれた伏線を振り返りながら、その見所を解説する。

朝ドラ「風、薫る」第82回(7月21日放送予定)見所

直美は、自分の母親について調べる寛太(藤原季節)から、看護する柳川文(内田慈)が母親で間違いないという報告を受ける。ある日、直美のもとへ牧師の吉江善作(原田泰造)がやってくる。吉江は寛太から話を聞いていて…。

朝ドラ「風、薫る」第17週「脈動」ストーリー展開【振り返り】

第81回は、これまで断片的に積み重ねられてきた直美の出生の秘密が一気につながり始める重要回。髪紐とお守りの柄、横浜という共通点、文が語ろうとしない過去など、これまで散りばめられてきた伏線が次々と回収される一方で文は直美の問いを真っ向から否定する。真実に迫るほど新たな謎も生まれ、「母娘なのか、それとも別の関係なのか」という最大のテーマを視聴者に突きつけた。

【以下、ネタバレ】

病に伏せる文を看病していた直美は、枕元に落ちていた髪紐の裏地を目にして息をのんだ。それは、天涯孤独の身である直美が赤ん坊の頃から肌身離さず持っている「お守りの袋」とまったく同じ柄だった。文がうめき声を上げて目を覚ました瞬間、直美の視線に気づいたのか、ひったくるように髪紐を取り返すた。「ごめんなさい…起きたら人がいたから驚いてしまって」。取り繕う文の脈を測りながら、直美は意を決し、もしもの時の連絡先を尋ねるが、文は「家族は本当にいないので」と冷たく言い切る。さらに実家について探りを入れられると、「海の…海の見える所で…」と、どこか懐かしむように微笑むにとどめた。

後日、直美は文が働く「瑞穂屋」の店主・清水卯三郎(坂東彌十郎)から、文とは明治元(1868)年に横浜で出会ったと聞き出す。横浜という地名に、横浜・山手の教会に捨てられていた自分の過去が重なり、直美は文こそ母親ではないかとの思いをさらに強くする。卯三郎によれば、文は当時、卯三郎を商人と見抜き、詐欺を持ちかけるほど、生きるためなら手段を選ばない女性だったという。直美は、自分もまた生き延びるために身分を偽った過去を明かし、「文さん、そこまでして生きようとしていたのに…やりたいことも何もないって」と、その閉ざされた胸の内を案じた。

その後、直美は団子屋で寛太と向かい合い、お守り袋を見せながら、同じ柄の髪飾りを持つ女性を見つけたことを打ち明ける。横浜で詐欺まがいのことをし、かつて米国人にミルク粥を作ってもらったという文の過去をつなぎ合わせた寛太は、「その柳川文が、あんたの母親・初代夕凪だと?」と核心を突く。直美は静かにうなずき、頭を下げて調べてほしいと頼んだ。寛太も「ここまできたら、俺が気になってきちまった」と調査を引き受けた。

夕暮れ時、直美が文の部屋を訪れると、体調の戻った文が手料理でもてなしてくれた。料理を口にして思わず笑みを浮かべた直美はりんとの思い出話に花を咲かせ、その穏やかな空気のなかで思わず口を滑らせてしまう。「(魚住)セツさん…あぁ、夕凪さん、助けようとして」。部屋が静まり返るなか、直美は覚悟を決め、長年胸にしまい続けてきた疑問を真正面からぶつけた。「私の母親ですか? 錦栄楼にいた夕凪。故郷は伊豆。違いますか?」。しばらく沈黙した後、静かに目をそらした文は「そんなふうに見えます? 私」と静かに口を開き、「名前も付けずに、赤ん坊を捨てるような女に見えるってことですよね。そんなひどいことを…?」と問い返した。直美は「そんな訳ないですよね。もしかしたら何か理由があってのことかと…」と食い下がるが、文は「いいえ、違います。ごめんなさい」と改めて否定。直美も「こちらこそ失礼しました」と引き下がるしかなかった。2人は目を合わすことなく食事を続けた。

その晩、りんの娘・環(英梨)の寝顔を見ながらお守りを手にした直美は「おっかさん」とつぶやいた。

配信元: iza!

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