中学校の卒業式を控えたころの話です。隣のクラスのA君を見て、私は生まれて初めて恋に落ちました。A君は学年でもかなり人気があり、ライバルは多数いたため、私は親友のB子によく恋愛相談をしていました。そんななか、私とA君、A君の友だち、B子の4人でグループデートへ行くことになったのですが……。
デート中、A君から耳を疑う言葉が
私とA君は、別の高校への進学が決まっていました。さらに、A君も私のことを好きらしいといううわさを耳にしていたこともあり、私は卒業前に少しでも距離を縮めたいと思っていました。
B子に相談すると、「私はA君と塾も高校も同じだから協力するよ!」と言ってくれました。そこで、A君の友だちにも声をかけ、4人で出かけることになったのです。
グループデート当日、A君と2人きりになったときのこと。突然、A君から「あのさ……俺のこと嫌いなんだよね?」と言われました。思いがけない言葉に驚き、「えっ!? どうしてそう思ったの?」と聞くと、A君は衝撃の発言をしたのです。
両思いだとわかってうれしい一方で
A君は、「俺のことを嫌ってるって、B子ちゃんが言ってたから……。だから今日、遊びに誘われてびっくりした」と話しました。
私はまさかの展開に驚きながらも、「嫌いどころか、むしろ逆だよ」と正直に伝えました。するとA君も、「え! 俺も好きだよ」と言ってくれたのです。
ずっと好きだったA君と両思いだとわかり、とてもうれしい気持ちになりました。しかし同時に、B子に対して「どうしてそんなことを言ったのだろう」と、疑問や悲しさが湧いてきたのです。

