あの夜が人生の転機になった
話し合いも終盤に差しかかったころ、僕は彼女に言いました。
「だったら、結婚しようか」
ドラマのような演出も、指輪もありません。深夜のファミレスで、終電を逃したからこそ生まれた、ごく自然な流れで出た言葉でした。
彼女は少し驚いたあと、笑顔で「うん」と答えてくれました。
あの夜をきっかけに結婚へ向けた準備が始まり、今では夫婦として毎日を過ごしています。
終電を逃したときは「ついてないな」としか思っていませんでした。しかし、あのハプニングがあったからこそ、自分たちの将来について向き合うことができました。
結婚を決める瞬間は、特別なレストランやサプライズだけとは限りません。何気ない出来事がきっかけで、本音を伝え合える時間が生まれることもあります。今振り返ると、終電を逃したあの夜こそが、僕たち夫婦にとって人生の分岐点だったのだと思います。
著者:中根藤虎/20代男性・愛知県在住の理学療法士。趣味はサッカー観戦と旅行。
イラスト:sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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