“不機嫌ハラスメント”をする義父に耐えきれず反論
義父からの思わぬ言葉に、浩太くんは涙目に。たかがお土産くらいで言いすぎじゃないか。そう思ったさくらさんは、たまらず2人の間に割って入りました。「今度、家族旅行に行った時、おじいちゃんたちにたくさんお土産を買ってこようね」と浩太くんをなだめつつ、義父には「うちの子がうっかりしておりまして、すみませんでした」と頭を下げたそうです。
しかし、義父の不機嫌ハラスメントは止まりません。「浩太は約束を平気で破る子なんだな」「あぁ、本当に楽しみにしていたのになぁ」と、なおも子どもの心を抉るような嫌味を言い続けました。
「息子の表情がどんどん暗くなっていくのを見ていたら、胸が締め付けられて……。我慢の限界が来て、つい『子どもの小さなミスをそこまで責め立てるなんて、大人げないですね』と言ってしまいました」
その一言で、義父の怒りは頂点に。「母親がこうだから、子どもも常識がないんだな」と吐き捨て、さくらさんを睨みつけました。「これ以上、揉めたくない気持ちはありましたが、義父にどうしても負けたくなくて……。売り言葉に買い言葉で、『あなたみたいなのが父親だから、うちの夫も常識がないんですね』と言い返してしまったんです」
そうなると、矛先を向けられた夫も「それ、どういう意味だよ」と激怒して言い争いに参戦。その場は一瞬にして修羅場に。予定していた外食は、キャンセルとなりました。
「義父から『二度とうちに来るな』と言われたので、あの日以来、義父母宅へは行っていません。私自身はそれでもいいんですが、息子が『僕のせいで、みんなの仲が悪くなった……』と落ち込んでいるのは可哀想で。親として、もっと冷静になるべきだったと反省しています」
子どものうっかりミスから始まった、家族の崩壊。さくらさんは現在、義父母だけでなく、冷戦状態が続いている夫と関係にも頭を悩ませています。
<取材・文/古川諭香>
【古川諭香】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291

