期外収縮の検査

期外収縮が疑われる場合には、まず症状の内容や起こるタイミング、持病の有無、生活習慣などを確認します。そのうえで、心電図検査を行い、不整脈の種類や危険性を評価します。
通常の心電図検査では、受診時に期外収縮が出ていれば診断につながりますが、その場で症状が出ていない場合には異常が記録されないこともあります。そのため、日常生活中の脈の乱れを調べる目的で、24時間から数日間装着するホルター心電図検査が行われることがあります。
また、背景に心臓の病気がないかを確認するために、心臓超音波検査(心エコー)を行うことがあります。心臓の動きや大きさ、弁膜症の有無、心機能などを確認できます。
必要に応じて、血液検査で貧血、甲状腺機能異常、電解質異常などを調べることもあります。運動時に症状が出る場合には、運動負荷検査が検討されることもあります。
期外収縮への対処と受診の目安

期外収縮では、生活習慣の見直しで落ち着く場合もあれば、治療が必要になる場合もあります。
日常生活でできる対策
期外収縮は、生活習慣の影響で増えることがあります。まずは睡眠不足や疲労を避け、十分な休息をとることが大切です。忙しい時期やストレスが強い時期に症状が増える方も少なくありません。
飲酒、喫煙、カフェインのとりすぎが関係することもあるため、コーヒーやエナジードリンク、アルコールの量を見直すことも役立ちます。症状が出やすい状況を記録しておくと、原因の把握につながることがあります。
適度な運動や規則正しい生活習慣も、自律神経を整えるうえで有用です。ただし、運動中に動悸や息切れ、胸痛が出る場合には無理をせず受診を検討しましょう。
薬物療法などの治療が必要なケース
期外収縮の回数が多く、自覚症状が強い場合には、薬物療法が検討されることがあります。動悸や不快感が強く、日常生活に支障が出ている場合には治療対象になることがあります。
また、心室性期外収縮が頻発し、心機能低下との関連が疑われる場合には、治療が必要になることがあります。背景に心筋症や心不全などの心疾患がある場合にも、基礎疾患の治療を含めた対応を行います。
期外収縮で受診をした方がよいケース
脈が飛ぶ感じが続く、動悸が頻繁に起こる、症状が以前より増えてきた場合には、一度医療機関で相談するようにしましょう。
特に、胸痛、息切れ、めまい、失神、強いふらつきを伴う場合や、運動中に症状が出る場合には早めの受診が必要です。高血圧、糖尿病、心疾患の既往がある方も受診しましょう。

