1.基本的な猫の目の色
まず基本的な猫の目の色の種類を整理しましょう。ベースとなる猫の目のカラーは、アンバー(黄色・琥珀色)、カッパー(銅色)、グリーン、ヘーゼル、ブルーの5種類です。
猫の目の色は、虹彩(黒目の周りの色が付いている部分)に含まれる色素の量によって決まります。色素が多いほど黄色や琥珀色になりやすく、少ないほど緑色や青色に見えます。同じ品種でも個体によって目の色は異なり、毛色との組み合わせによって印象も大きく変わります。
また、猫種によって見られやすい目の色にも違いがあります。例えば、白猫や一部の猫種では青い瞳が多く見られ、黒猫では黄色や緑色の瞳を持つ猫が比較的多い傾向があります。ただし、毛色だけで目の色が決まるわけではありません。あくまでも傾向であり、個体差があることは理解しておきましょう。
2.子猫はキトンブルーになる
生まれたばかりの子猫の多くは、青みがかった瞳をしています。この子猫特有の青い目を「キトンブルー」といいます。子猫は生後間もない頃、目の色を決める色素がまだ十分に作られていません。そのため、本来の目の色に関係なく青く見えることが多いのです。
生後2〜3か月頃になると少しずつ色素が増え始め、黄色や緑色、琥珀色など、その猫本来の目の色へ変化していきます。キトンブルーが見られる期間は短く、多くの場合、生後3〜4か月頃までには変化が落ち着きます。つまり、キトンブルーは子猫時代初期限定カラーなのです。

