子どもの好みより「プロの正解」
さらに、女の子が「私はまだ食べているし、冷めるから網の上に置いておいて」と言うと、B山さんは「今がおいしいタイミングだよ。早く食べなさい!」と厳しい口調に。
「もう少し焦げている方がいい」という子には、「本当のおいしさを知らないんだ」とこだわりを譲りません。
親たちは気まずさを感じるものの、一生懸命な彼に口は出せず、その場に緊張感が漂います。
結局、楽しい雰囲気はどこへやら。みんなで黙々と食べる時間になってしまいました。
「片付けは担当外」と丸投げ⁉
さらに周囲が困惑したのは、片付けの時間でした。
これから片付けを始めるという時に、B山さんは「肉は最高の状態で焼きましたから! 片付けはよろしくお願いします」と笑顔で言い残し、我が子と散歩に出かけてしまったのです。
「料理を完璧にしたから、片付けは担当外」というスタンスに、他の保護者たちは唖然。片付けまで完璧を求めていたわけではありませんが、一組だけ不参加という状況は子どもたちにも説明が付きません。
帰宅後、A子は娘から「C太くん(B山さんの子)は片付けのとき、どこへ行ってたの?」と聞かれたそうです。
B山さんは「おいしいものを」という好意から行動したものの、結果として「みんなで体験を」というBBQのニーズとの間に少なからずズレを残す形となりました。

